自信満々な女性を自らアピールする彼女。
意中の男性と必ず出会えていたわけではないようです。
そんな夜はアルコールに頼って乗り切るのだと歌います。
ひとりでいるような夜はなおさらモテるのでしょう。
見透かされる男の行動
ドキッとするライン
他の誰かにも貴方
同じコトするのね 虚しすぎるわ
出典: あゝ無情/作詞:湯川れい子 作曲:NOBADY
またまたドキッとするようなラインです。
女癖が悪い浮気症な男を見透かすような歌詞。
湯川れい子が見たバブル経済期
虚しすぎるわ
出典: あゝ無情/作詞:湯川れい子 作曲:NOBADY
男の浮気に限らず、バブル経済期の狂騒はやはりどこまでも実体を持たない虚しさがありました。
毎日、毎夜の夜通しのパーティー。
そこにいったいどれほどの価値があったのでしょうか。
作詞家・湯川れい子がこの言葉に込めた想いには世相を斬る勢いを感じました。
乙女心があふれ出す
真意と裏腹の言葉が出る
くちびるが 悲しみに つまづくたんびに
強がりが 出ちゃうけど 本気じゃないのよ
出典: あゝ無情/作詞:湯川れい子 作曲:NOBADY
2回目のサビです。
強気でイケイケな女性である彼女。
男の浮気を知る度に相手に悪態をついてしまう癖があったのでしょう。
それでも口をついた言葉は本音ではないのだと可愛さをみせます。
「あゝ無情」の女性に一貫している純な乙女心の吐露です。
隠された結婚願望
貴方しか 欲しくない 1000年先まで
本音をいえば 結婚したい
まさか愛してる
出典: あゝ無情/作詞:湯川れい子 作曲:NOBADY
派手、ケバい、そんな女性の本音は男への一途な想いです。
結婚まで考えていると歌います。
湯川れい子が仕掛けたスキャンダル
「あゝ無情」の以前にアン・ルイスはロック歌手・桑名正博と結婚。
一児をもうけますが、その後に離婚します。
当時の芸能メディアは連日、この離婚騒動を派手に放送していました。
そんなアン・ルイスに作詞家・湯川れい子が与えたラインが酷です。
本音をいえば 結婚したい
出典: あゝ無情/作詞:湯川れい子 作曲:NOBADY