アルバム「スーパースター」収録曲
メジャーデビュー後初のアルバム
切なくて、心に余韻を残すような歌が魅力のback number。「チェックのワンピース」はメジャーデビュー後初のアルバム「スーパースター」収録曲中の一曲です。
2009年にインディーズデビューを果たし、翌2010年に1stアルバム「あとのまつり」をリリース。
2011年にシングル曲「はなびら」でメジャーデビュー果たします。
その半年後、メジャーデビュー後初のアルバムとなる2ndアルバム「スーパースター」をリリースしました。
聴く人それぞれの感性で。
この「スーパースター」のジャケット、抽象的な絵が描かれたものを使用していますね。この抽象的な絵を使用したのにはback numberがこのアルバムに込めた思いがあったようです。
それは、このアルバムに収録されている一曲一曲を、聴く人それぞれが、思い思いの感性で、場面を想像しながら聴いてほしいという思いがあったようです。
その中の一曲、「チェックのワンピース」に注目してみたいと思います。
「チェックのワンピース」失恋ソングなの?
さて、失恋ソングが多いback numberですが、この「チェックのワンピース」もやはり失恋ソングなのでしょうか?
聴く人の感性で自由に解釈してほしいという思いに甘えまして、ここからは筆者の勝手なストーリー形式の想像(妄想)も取り入れまして、歌詞を解釈していきたいと思います。少しばかりお付き合い下さい。
別れがあったの?失恋してる?
いつかまた出会えたら
僕ならもう大丈夫だと
言えるように
君のいない明日を
光らせよう
出典: https://twitter.com/BMunber/status/854476390665551872
「いつかまた出会えたら」「君のいない明日を」というフレーズから、別れが訪れ、もう彼女に会うことはないということだろうと思われます。
これは確実に失恋モードに入っていますね。今、彼はどんな状況にいるのでしょうか?
ぽつんとひとり、夜の街を見つめてる
夜の街を見下ろしながら
なんとなく気付いたことは
あんなに綺麗に光ってたってさ
自分は見えないんだよな
この街は色とりどりに
光と影を連れて明日へ向かう
あの中で僕達も
光っていたのかな
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-111026-164
ビルの3階、とあるカフェ。
昨日、彼女から電話があった。緊張した声で「会いたい」とだけ告げられ、この場所に来た。
たわいもない話をした後、彼女は「別れよう」と笑顔で言った。
僕は突然のことに戸惑った。しかし、彼女の意志は固く、別れを受け入れるしかなかった。
彼女は先に店を出た。
放心状態のまま、虚ろな目で夜の街を見下ろした。
照明で照らされている街灯りを綺麗だと思いつつ、一人になった淋しさを実感した。
きらきらと光る街灯りの中を行き交う人々を見ながらふと思い出す彼女との楽しい記憶。
幸せそうに微笑み合うカップルを見て、自分達もあんな風に光って見えていたのかなと思った。
と、彼は恐らくこのような予想もしなかった突然の別れに戸惑い、ついさっきまで彼女と向き合って座っていた窓際の席で、ぽつんとひとり、抜け殻の様に夜の街を見つめている姿を想像しました。
失恋直後で何も考えられない様子ですね。
彼女と過ごした記憶が頭の中を駆け巡る
君の頼んだものの方がさ
なんでも美味しかったり
いつも君の方が正しかったし
別れも仕方ないのだろう
出典: https://twitter.com/bknb_lovebot/status/921571509923061762
君からもらったもの
すべてを
思い出せるわけじゃないけど
大事にしていたんだよ
大事にしてたんだよ
出典: https://twitter.com/bknb_lyric_bot/status/918990853246394369