【反省線急行自宅行き/back number】好きな想いを伝えられないもどかしさで溢れる歌詞とは？！

あと一歩なのに！！

なんで晴天なのに延期するの？！

思った事言ってみたらいいと思いませんか？

back numberのファンだけど、こんな男はヤダー！！

だって分からないじゃない？言ってみないと。

もしかしたら良い方向に向くかもしれないのに。

ここまで読み解いて、筆者いまさらながらスゴイなこの題名って思っちゃいました。

『反省線急行自宅行き』ですよ。(笑)

この題名に、小心者の主人公の全てがギュッと詰まってると思いませんか。

ごめんなさい、いまさらで。(笑)

言いたい事も言えずに一日を終えて、自己嫌悪に陥りながらトボトボと家路を急ぐんでしょ？

スゴクないですか？(笑)

この一連の流れをギュッとしたら確かに！

『反省線急行自宅行き』って事になりますよ。

これを急行に例えるっていうね。(笑)

ある意味天才ですよ、清水依与吏。

主人公は何度もこんな思いを繰り返してきた人生なんでしょう。

これまでもしてきた胸が痛くなる思い。

今までのそんな思い出も、全部薄まっていきました。

だから今回のコレも、時が経てばきっと甘酸っぱい思い出に…。

巡ってますね。

グルグル主人公の頭の中で巡っています。

でもね皆さん、ここでよく考えてみてください。

この主人公まだ何も行動には移していませんから。

コワイ…怖くないですか？

まだ言いたい事も言えていない状態で、もう思い出に変わるだろうとか考えているんです。

ネガティブにも程がありますよ。

主人公の胸の中で色んな後悔が渦巻いています。

でも思います。

一番の後悔は”言えなかった事”。

あれはまずかったかなとか、これは言わない方が良かったかなとかあればまだいいでしょう。

何もできなかった事が一番の悪なんです。

きっとこの主人公は言うはずだったセリフを、何度も頭の中で復唱している事でしょうね。

何もできずに自宅に帰ってる自分が、今日一日の自分をあざ笑っている様に感じています。

こんな俺、カッコ悪いよな～。

自己嫌悪の塊ですね。

なんでそこまでの強い気持ちを飲み込んでしまったんでしょう。

その理由は、歌詞の冒頭にありましたね。

そう、嫌われたくないからなんです。

なにも行動に起こせないこの主人公は、嫌われる事だけは避けたい。

なんだったら好きになってもらわなくてもいいんです。

だから、あまりよろしくない彼女の反応も、分かっていながら分からないフリをしたり。

自分にとっての嫌な事は全てシャットアウト！

見ざる言わざる聞かざるなんですね…。

なんか、うまくオチが付きました。(笑)