それが愛愛 曖昧な感情だって
ライヤイヤイ Baby It’s all right
Delight ヤイ My life 譲れない願い
これが愛愛愛 合言葉なんだって
ライヤイヤイ Baby It’s all right
Tonight ヤイ 不甲斐ない過去に Say good night
心に揺れ続ける 不確かな迷いなら
愛愛愛に撃たれてバイバイバイ
出典: 愛愛愛に撃たれてバイバイバイ/作詞:Kohshi Asakawa 作曲:Kohshi Asakawa
さて、サビに突入です。
この歌詞全体から主人公の諦めきれない思いが伝わってきます。
「曖昧な~」「譲れない~」からは、ずっと引きずっていて諦めきれない思いが窺えます。
次の「合言葉」とは何でしょうか。
おそらく、夢は叶うや、諦めるのはいつでもできるといった言葉を合言葉にしているのではないでしょうか。
「不甲斐ない~」では、くすぶっている自分にお別れを告げているようです。
そして最後の2行からは、迷いが生じていた主人公が今までの自分にサヨナラを言っているように感じられます。
ここでのバイバイは、どうやら今までの迷い続けてきた自分との決別を表しているのでしょう。
2番の歌詞は意味の変化に注目!
強がる自分を自覚している
理想からガンガン遠ざかってく自分の心の内面と
にらめっこしましょう 笑ったら負けよ
まだ本気出してないだけさ やれるはずなんだ本当は
なんだか 笑えて来ちゃったな
出典: 愛愛愛に撃たれてバイバイバイ/作詞:Kohshi Asakawa 作曲:Kohshi Asakawa
2番の歌詞です。
ここでは強がる自分を自覚している描写が歌詞に込められています。
1行目から、思い描く理想はあるものの、現状を生活しているなかで理想から遠ざかっていることに気づいている様子が分かります。
次の2行目は、何が「にらめっこ」をしているのでしょうか。
これは、理想と現実をにらめっこさせているのだと筆者は考えました。
にらめっこで理想と現実を比較していることから、理想と現実のどちらが良いか決めかねている様子が窺えます。
3行目の歌詞は、理想と現実のギャップに気づいていながらも強がっているようです。
この3行目のフレーズは、やっていないことを言い訳するときによく耳にする言葉。
口ではどうとでも言えるのです。
大事なことは実際に行動することなのに、そうと分かっていながらありきたりな言葉を口にする自分。
最後笑ってしまったのは、そんな自分が滑稽に思えたのかもしれません。
なんだかんだで自分を嫌いになれずにいる
いくつも 失いまた 懲りもせず 探したりして
そうしてまだ 自分の事 嫌いには なれずにいる
出典: 愛愛愛に撃たれてバイバイバイ/作詞:Kohshi Asakawa 作曲:Kohshi Asakawa
ここはド直球に自分を嫌いになりきれない主人公の心情を表しています。
何度も何度も挫折しながらも諦めず、夢をかなえる方法を模索しているのでしょう。
結局、まだ夢は叶っていないのです。
それでも、夢を追いかけてもがいている自分も悪くないと感じているのかもしれません。
1番のサビと同じ歌詞だが意味が違う
2番のサビの歌詞は1番のサビと同じですが、ここでは意味が違って見えます。
先ほどの歌詞で自分を嫌いになれない心情が出ていましたが、これにはそんな自分を愛そうという自愛の感情が隠されています。
それがこのサビにつながっているのです。
理想を追い求めている自分を嫌いになれないなら、いっそのこと「愛してしまおう」という感情が表れています。
そう捉えると「愛愛愛~」の歌詞の印象が変わるのではないでしょうか。
自愛、つまり自分を愛することを合言葉にしようという決意にも読み取れます。
また、「不甲斐ない~」は、理想を追い求めている自分を認めてあげられなかった不甲斐なさにサヨナラしたい。
そういったメッセージにも感じられます。
最後の「愛愛愛~」は、自分の心を整理して心機一転頑張ろうという強いメッセージが込められているのではないでしょうか。
自分だけではなく他人も愛する
この世で 誰一人 傷つかない そんな世界はない
痛みを知って誰かを 自分の事を 愛してあげよう
出典: 愛愛愛に撃たれてバイバイバイ/作詞:Kohshi Asakawa 作曲:Kohshi Asakawa
今までは自分を愛することに焦点を絞っていましたが、ここでは他人にまで愛を拡大させています。
1行目には傷つくことを恐れずに生きようという決意が表れていますね。
2行目は自分が傷ついてきた分、他人も愛していこうという主人公の成長が感じられます。
また、そんな世の中になってほしいという希望も含まれているのではないでしょうか。