付き合いという名のただの飲み会
それでも彼は負けじと言い訳。
「付き合いが多くて」…らしいです。
まあ、その言い訳は事実といえば事実なんですが…ただの飲み会ですからね。
しかも飲み会に来た他の女の子に目移りしちゃったりしてるし…こりゃあダメだ…。
テーブルにまたがって怒りを表現!
そんな彼に対してポチの怒りがついに爆発!
お馴染みの赤いTシャツ姿になると、ファミレスのテーブルの上に「ドンっ!」とまたがり、猛烈な勢いでギターをかき鳴らし始めます。
ロックは元々反抗心を表現した音楽…それに対して彼女の表現するロックはまさしくといったところですね。
1:25~だらしない彼に説教…のはずが…?
2番からはバットを片手に持った彼女がだらしない彼と、その友達に説教をし始めます。
手に持たれたバットは彼をお仕置きするためのものでしょうか…怖!
彼女の言い分は「毎晩つるんでだらしない」とのこと。
確かに遊ぶのはいいとしても毎晩となると、彼女としては「いい加減にして!」という気持ちにもなりますよね。
ましてやそのせいもあって、自分が適当な扱いを受けているわけですから。
話を聞いていた友達から「アイツの彼女怖い」なんて茶々入れも。
まあ確かにバットを持って説教されたら怖いですけどね!
どうしようもない彼でも好き
しかし説教のために持っていたバットを軸にして、何故かスイカ割りの要領で回り出す彼女。
そのまま目を回して、力なく座り込んでしまいました。
ここで歌われているように、この演出は「好きになったら負け」ということを表したもの。
恋は盲目なんてよく言われますけど、どうしようもない彼氏でも、結局は愛しくてしょうがないんですよね。
好きであればあるほど、目が回ったときのように、自分にとって彼といることが良いのか悪いのかわからなくなってしまうもの。
どれだけ彼に対して「コノヤロー」と思っていても、結局好きなんです。
そもそも彼に不満を抱くのも、彼が好きだからなのでしょうね。
2:35~まるで極道の妻!ポチが着物姿で登場
さてここからが見どころです!
この部分ではなんとポチが黒い着物姿で登場。
髪型もアップにして、まるで極道の妻といった佇まい。
他のメンバーもドラムのスネアを小鼓のように、ギターとベースもまるで三味線のように構えたりと、なんともシュールな演出を見せてくれます。
やっぱり好きなんですよね…MOSHIMOのこういう本気でふざけるところ。
ソーラン節で怒りを表現
ここで何故かソーラン節の一節の「ドッコイショ!ソーランソーラン!」という部分が繰り返されます。
ソーラン節といえば、まさに男らしさの象徴じゃないですか。
その男らしさ、そして極道の妻さながらの出で立ちは彼に対する怒りを表しているのでしょう。
その姿にギャグっぽさが出るところも、ポチの魅力ですよね!
3:12~彼女が釣った魚なら、人魚のように貴重な存在?
極道の妻が終わったと思えば、今度は人魚の装いをしたポチが登場。
…人魚の姿をした女性といわれると、美しいと相場が決まっているのですが、やはりポチのはどこかギャグのような…。
可愛いんですけどね!
彼女を魚に例えるなら
はて…どうして彼女は人魚の姿をしているというのでしょうか。
思い出してください。この曲のタイトルが「釣った魚にエサをやれ」だということを!
そう、一生懸命アプローチして付き合った彼女を魚に例えるなら、きっと人魚ぐらい貴重な存在なのではないでしょうか。
…実際人魚なんて釣り上げてしまったら、ビックリして逃げちゃいますけどね。
というか、人魚は釣るものでもないような…。