EXILE【願い】歌詞の意味を徹底解説！手遅れになる前に…大きくて暖かいATSUSHIの「願い」とは

自分のことが守れるようになれば次はそばにいる誰かを守りたい。

そしてその次にはもっと向こうにいる誰かも守れるかもしれない。

主人公はそんな可能性を感じているようです。

この世界に住む人みんなが自分のことだけを考えていたなら。

また、それが’普通’という社会であれば、主人公の描く未来は現実にはなりません。

誰もが助け合う意識をもって生きていく、そんな価値観が当たり前になって欲しい。

そんな風に主人公は考えているようです。

そして、その意識改革をまず自分からしていこうと顔を上げています。

より良い未来を築くためにはまず行動を起こすのは自分です。

主人公の心意気が伝わってきます。

私たちは空気や地面といったものに取り巻かれ生きています。

ということはこれらのものを大切にすることはとても大切なことです。

私たちは過去には子どもでした。

そして、これから先は今、子どもである人に支えられる時代がやってきます。

だから、そこにいる子どもたちみんなを大切にするのが当たり前のはずです。

世界が今より複雑ではなかった大昔。

そのころには当たり前であった感性です。

複雑になりすぎた社会で今本当に大切にすべきことは何だろう。

主人公はそんな問いを投げかけているようです。

人が人として当たり前に大切にしていたこと。

それは、自分を取り囲む環境に感謝し、子どもたちの未来を大切にすることです。

主人公はその気づきを発信しようと声を上げ始めました。

子どもにしろ大人にしろ、泣くというのはどのようなときでしょうか。

その一つは、自分の思いが遂げられず悲しいときです。

お腹がすいているのにミルクが貰えない。

好きな人に振られてしまった。

そのいずれも、自分ではどうにもできなくて泣いているのです。

環境や、子どもを泣かせているのは私たちかもしれないと主人公は気付いています。

環境を破壊してしまうこと。

子どもを愛して庇護してやらないこと。

それは、大人の心がけで守ることができるはずのことでもあります。

泣いているものに耳を傾けその解決の糸口を探そう。

主人公は、みんなそれに取り組もうと呼びかけているようです。

毎日を快適に過ごす道具をたくさん手に入れた私たち。

そんな私たちがこれから先にしていかなければならないことは何なのでしょうか。

自分がしっかり生きていく強さを手に入れた次に必要なもの。

それは、その強さを周囲のために生かしていくことだと主人公は訴えています。

私たちは過去において、傷つきながら笑いながら生きてきました。

今度は、傷ついた誰かを支え、笑顔を生み出す支えになる番です。

主人公は今、そのことに気づきそしてその思いを世界中で共有したいと考えています。

まずは自分がしっかりと立ち上がり声を上げること。

そして、自分の想像する豊かな未来を自ら実践すること。

それは、地球を守り子どもを愛することから始まります。

誰のためでもなく、何の得もなく、それらをスタートさせたい。

主人公の心で芽生えた思いが今、形として発信されました。

EXILEの歌う「願い」について読み解いてきました。

この歌に描かれているのは、未来をより良くするための提案であり決意です。

物質的な豊かさや、まずは自分が豊かであること。

そんなことを超えて、世界中が良い未来に向かうために必要なことはなんであるのか。

そんな気付きと提案が散りばめられています。

日本のトップスターの1グループとしてたくさんの感動と共感を生み出してきたEXILE。

彼らが次に発信するのは、未来の創造でしょうか。

独りよがりではない、大きな愛が今必要であると主人公は叫んでいるようです。

環境、そして子ども、生きる全てのものを愛すること。

それこそがより良い社会、幸せな社会の基本であると改めて思う一曲です。

EXILEの深い曲をもっと知りたい、そう感じた方へ。

まずはこちらでその世界観を体感してみてはいかがでしょうか。