いつも僕の力になってくれる君に、今度は僕が力になりたい。
君の心の中の孤独を癒せるような優しい光になりたい、と、僕は心に誓います。
この後、男性はこんな方向にいきがちではないでしょうか?
彼女のために、仕事でもっと成功したい、たくさんのお金を稼ぐ人になりたい・・・と。
残念ながら、多くの場合、その頑張りは恋の行方を悪い方向へと導きます。
多くの女性は「有名人の彼女でいる優越感」よりも「寂しい時に傍にいてくれる」方が大切なんです。
「いつか君を照らすから」傍にいて抱きしめるだけで十分に君を照らしているのに、もっと美しく輝く光にならなくては・・・と僕は考えてしまう。
その気持ちもまた純粋なものであるだけに、切ないです。
しかし、このあたりから2人の気持ちはすれ違い始めます。
彼女の優しさに甘えていた
離れることなどないと ずっとそう思ってた
サヨナラが来たとしても 戻れる気がしてたよ
出典: 優しい光/作詞:ATSUSHI 作曲:Hitoshi Harukawa
彼女が傍にいてくれることが当たり前で、安心しきっていたのでしょう。
「サヨナラ」と言われても、「待って」と言えば彼女は戻ってきてくれると甘えていたんですね。
ようやく気が付いた彼女の愛
君は僕の孤独を照らす
優しい月の様な光で
いつもいつも僕の事だけを
そっと照らしてくれたね
出典: 優しい光/作詞:ATSUSHI 作曲:Hitoshi Harukawa
ようやく彼女の優しさに気が付いたようです。
強い光を放ち、周囲を一度に明るくする光ではなく、儚くとも優しく美しい光で彼女は僕だけを照らしてくれていたんです。
そんな優しい光をくれる彼女が何よりも大切な存在だと早く気が付いてほしかった・・・と、筆者は女性なので、つい感情移入してしまいます。
「優しい光」のPV
速水もこみち演じるランプ職人の恋愛ストーリー
「優しい光」のPVは速水もこみち演じるランプ職人と市川由衣演じるその彼女の切ないラブストーリーが描かれています。
PVの最初、ランプ職人の彼が優しい光で彼女を照らします。
その灯りの下で彼の仕事の成功を喜ぶ2人は心から幸せそうです。
しかし、彼の仕事が忙しくなるにつれて、彼女との気持ちにすれ違いが生じ、ついに、彼女はたった一言のメッセージを残して彼から離れようとします。
そこで、やっと彼女の大切さに気が付いた彼は、慌てて彼女を引き留めようとするのですが・・・。
ぜひ、PVを見ていただきたいと思います。
PVの要所に登場するランプの光と、速水もこみち市川由衣の美男美女カップルは見ているだけで溜息がもれるほど美しいです。
「優しい光」は実話をもとに作られた?!
「優しい光」の歌詞は〇〇の恋愛経験が元になっている?
現在、EXILEのほとんどの楽曲の作詞はATSUSHIが担当しています。
「優しい光」の歌詞もATSUSHIによって書かれたものですが、どうやらこれはATSUSHIの実体験を元に書かれたのではないか?とも言われているようです。
筆者も「優しい光」の男性目線の描写があまりにもリアルなので「これは過去の恋愛を元にしたのか?」と考えてしまいます。
しかしよく考えるとEXILEの楽曲には切ないラブバラードはいくつもありますし、そのほとんどがATSUSHIが作詞を担当したものです。
そのどれもが実体験を元にしていたら、あまりにも恋愛経験豊富になってしまいます。
なんだかATSUSHIのイメージにあいませんよね。
ATSUSHIは自身の著書の中で「同じ人に4回告白して、4回振られた」と語っていますから、恋愛には慎重なのではないかと思うのですが・・・本当のところは分かりませんね。
「優しい光」の描く世界観は美しく切ない恋ですが、そろそろいいお歳になったATSUSHIにも素敵な恋愛話があったらいいのになあと筆者は思います。
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