ゴールデンボンバーの楽曲「欲望の歌」について
ではまず初めに、今回紹介するゴールデンボンバーの曲である「欲望の歌」についてお話ししていきます。
「欲望の歌」は、2015年6月17日にリリースされたゴールデンボンバーの中でも通算2枚目となるオリジナルアルバムである「ノーミュージック・ノーウエポン」に収録された曲です。
このアルバムは、もともと「武器がなければ生きていけない」という意味から「ノーウエポン・ノーライフ」にしようとしていたのですが、NGが出たため「僕たちの武器は音楽である」という意味で「ノーミュージック・ノーウエポン」とタイトルを変更したとの裏話があります。
「欲望の歌」が収録されている「ノーミュージック・ノーウエポン」はオリコンチャート・ランキングにもランクインしており、週間オリコンチャート・ランキングでは堂々の1位にランクインしています。
そしてそのほかにも、2015年度年間オリコンチャート・ランキングでは66位にランクインし、さらに2015年度年間インディーズオリコンチャート・ランキングでは2位にランクインしました。
ではそんな「欲望の歌」ですが、この曲は今までのゴールデンボンバーとは違いヴィジュアル系ロックバンドの世界観が存分に演出されているのが印象的です。
何と言っても、この曲のPVの世界観があの有名なヴィジュアル系バンドであるマリスミゼルと似ていると言われているのです。
マリスミゼルといえば、超有名なヴィジュアル系アーティストであるGACKTがヴォーカルをしていたバンドです。
ゴールデンボンバーのヴォーカル"鬼龍院翔"はGACKTとも交友関係があることもあり、以前鬼龍院翔はGACKTに対して「この曲のこの部分をパチっていいですか?」と聞いたことがあるとのこと。
もしかすると、以前聞いていた内容がこの曲の世界観で演出されているのかもしれませんね!
そしてこの曲のすごいところは、なんと逆再生にしても曲が成り立つというところです。
逆再生にすると、どこか幻想的な雰囲気の曲になるのが印象的となっています。
ぜひ一度、逆再生を試してみてください!

「欲望の歌」の歌詞を読み解く
どうも食いつきが良いと思ったら…
どうやら僕は中の下のようだ
14くらいから感じてはいたが
どうも食い付きが良いと思ったら
実はファンでしかもお目当ては他のメンバーァァァァァァァァ!!
ああああ面白くねぇ
出典: https://twitter.com/sugi0422/status/669454524051021824
ではまず、こちらの歌詞から見ていきましょう。
この歌詞は、「欲望の歌」の中でも一番初めに歌われる歌詞になっています。
ここではある過去の思い出を歌詞にしているように見えますね。
ファンがつく理由は、自分以外の他のメンバーがお目当てだということに気づき、少し拗ねているような気持ちになっているのが歌詞からも伝わってきますね。
ちょっと想像とは違うなぁ
想像と違うなぁ
親を恨むつもりは無いが
出典: https://twitter.com/sugi0422/status/669454524051021824
次に、こちらの歌詞を見ていきましょう。
ここでは、自分以外のメンバーがお目当てだということに対して、"自分の想像していたことと違う"と少し戸惑っているような歌詞になっているのがわかりますね。
こんな僕に最高の…!
こんな僕に最高の歌声と素晴らしい才能を!
こんな僕に最高の美しき顔と高い身長を!
こんな僕に最高の強い精神と向上心を!
こんな僕に最高のユーモアとモテるジェントリズムを!
そして隣に最愛の美しき配偶者を!
そして住まいは安全10LDKの家(Hi!)
出典: https://twitter.com/kinbakukasi/status/932948687789080576
そして、こちらの歌詞に注目していきましょう。
これは「欲望の歌」の中でもサビに歌われる歌詞になっています。
ここでは、曲中の"僕"が求めるものを歌詞で表現しているのがわかりますね。
"僕に最高の歌声、才能、そして配偶者があったらと、全ての欲望が叶うと僕は自分の思うような人生になるのに!"などと、まっすぐな表現であるのにもかかわらずどこか他のアーティストにはない独特の世界観が演出されています。
この歌詞の意味としては、"僕に全ての欲望が叶ったら、人生は僕の思うままになるのに!"というようになります。
このように、「欲望の歌」は全ての欲望が叶ったら良いのにと嘆くような歌詞になっているのが印象的な曲であることがわかります。
またこの曲はその歌詞だけでなく、PVの世界観にも注目したいです!
ぜひこれを機に一度見てみてはいかがでしょうか!