THE RAMPAGEがファースト・アルバム発表! 気になる内容は?
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのファースト・アルバムが2018年9月12日にリリースされました。
CD2枚組、20曲収録、トータル80分の大ボリュームです。
アルバム・タイトルは「THE RAMPAGE」。直球勝負のセルフタイトルでグループの自信の程を伺わせます。
アルバムは「Downtown Side」と「Uptown Side」と2つのテーマに分かれて構成されています。
CD2枚組のセットの他に、MVが収録されたブルーレイ・ディスク、もしくはDVDなどのセット。
様々なヴァリエーションのパッケージングで発売されました。
初回特典なども豊富なので気になる方は早めにGETしてください。
今回はこの場をお借りしてCD2枚分、全曲に簡単なレビューを添えてみたのでご参考にしてみてくださいね。
やんちゃに暴れ回る「Downtown Side」!
アルバム一枚目は「Downtown Side」
「Downtown Side」の一曲目はデビュー・シングル「Lightning」から始まります。
アメリカのHIPHOPカルチャーから色濃い影響を受けながらも、日本固有の良質なJ-POPに仕上げています。
この素晴らしい手腕はさすがにEXILE TRIBEのDNAを引き継いでいるだけあります。
まずは始めの挨拶代わりの強烈なキック感が爽快です。
打ち付けるようなライムと謳い上げるような歌唱のコンビネーションで聴く者のカタルシスを高めます。
「LA FIESTA」はレゲエを導入
つづく2曲目の「LA FIESTA」はレゲエの要素を導入した異色作です。
レゲエとHIPHOPの融合というのは、特異な雑食性を持つJ-POPならではの冒険ですね。
ヒット・シングルで畳みかける
3曲目はグループ5枚目のシングル、オリコン・シングル・チャートで最高位2位を記録した「Fandango」。
シンセ・ヴォイスから始まるこの曲は、サビの「Fandango」というリフレインがいつまでも耳に残る傑作です。
「THE RAMPAGE=暴れ回る」のグループ名のイメージがこれ程似合う曲はないのでは? 痛快です。
4曲目も畳みかけるようにシングル曲「HARD HIT」を配置します。
現時点での彼らの最新シングル曲でオリコン・シングル・チャート最高位3位を記録しました。
聴く者を強く鼓舞する歌詞が印象的です。
シングル発表の際、このアルバムが射程域に入っていたであろうことは疑いないです。
アルバム全体の予告編のような趣でシングル・カットされたのかもしれませんね。
5曲目は彼らの4枚目のシングル曲「100degrees」です。
型に嵌められた destiny (ooh) 到達しても 所詮 無意味 (ooh)道筋なら ここに創り出す 行こう 未だ見ぬ果てへ
出典: 100degrees/作詞:JAY'ED/KAZUMA KAWAMURA 作曲:Mark Thompson/Sophie White/David Anthony
ミドル・ナンバー、ゴスペル、パーティ・ソング、変化自在
6曲目は「Knocking Knocking」。
テンポこそミドル・ナンバーですが落ち着きとは遠いのがTHE RAMPAGEらしいところです。
2枚目のシングル「FRONTIERS」に収録されています。
7曲目はゴスペル調のイントロがゴージャスかつ厳かな雰囲気の「New Jack Swing」。
全編に渡り天へと届くような発声がひしめいていて、高みへと昇るようなヴォーカルに酔わせられます。
「Downtown Side」らしいパーティ・ソング
8曲目は「SWAG IT OUT」。
シングル「HARD HIT」収録のカップリング曲です。