モルヒネ（椎名林檎）の意味を解釈！歌詞に秘められた想いとは？アルバム「無罪モラトリアム」収録曲

やっぱりあなたがいないのは、酷く痛く感じてしまうから、あたしは自分で痛み止めを捻出するしかないのです。

ずっとずっと痛いから、一人で痛み止めを作り出す続けるしか術がない。

ツバを吐き捨てる単純でくだらないことに専念していないと生きていけないほどに、痛みが付いて回るのです。

この「麻薬物質」がタイトルになっている「モルヒネ」のことなのでしょう。

二人で暮らしていた部屋にある「空色のカーテン」。

あなたが好きだと言った色の、素敵なカーテンだったはずなのに、今は痛みの原因でしかない。

泣いて、我慢して、の繰り返しで、頬が熱をもっている。

記憶の中のあなたの声が綺麗に響いて、幸せだった頃を思い返し、だましだまし自分を慰めている。

そんな自分の慰めすら馬鹿馬鹿しくて痛くて、一人で痛み止めを求め続けては、ただただ時が過ぎるように。

なんでもない「小さな行為」に専念しているのです。

そんな、失恋で心痛める女の子の曲だと解釈しました。

椎名林檎の音楽をとことん楽しみ尽くすのであれば、ぜひ演奏にもチャレンジしてみたいところ。

バンド演奏でコピーするも良し、弾き語りにチャレンジするも良し、ぜひお好みで楽しんでみてください！

比較的シンプルなコード進行で、チャレンジしやすい曲といえそうです。

ギター片手に切ない情景を弾き語ってみるのも一興ですね。

コードの全編は下記からチェックしてみてください！

CD音源と同様にバンド演奏にチャレンジしたい方は、「無罪モラトリアム」のバンドスコアを参考にしてみてください。

名曲だらけの一枚がまるっとスコアになっているので、隅々まで楽しめるはずです！

バンドマン必見の一冊です。