【ROCKET DIVE/EXILE SHOKICHI】コンセプトは◯◯?MVを観て曲の魅力に迫る

まずはPVをご覧いただけましたか？

EXILE SHOKICHIは出てきませんよ～。

ファンの方は少し残念でしょう……。

しかもこのアニメーションに出てくる青年は現実ではあり得ない姿。

この青年はEXILE SHOKICHI自身だそうです。

周りを取り囲む花にも口あるし。

自分の部屋のぬいぐるみも自分と同じく全部一つ目小僧(？)。

電車の様な、違う様な？乗り物に乗って「行く」のは過去？未来？

意味不明な説明でごめんなさい。そうです、このMVのコンセプトは過去を辿り、異次元を彷徨うというもの。

このアニメーションの通り、分かるような分からない様な…が正解なんです。

制作はポップアップアーティストDistortedd(＠Distortedd)とEXILE SHOKICHIです。

今回ご紹介する「ROCKET DIVE」はEXILE SHOKICHIの5月にリリースされた、ソロとしての5枚目のシングル「Underdog」のカップリング曲です。

この曲はあまりにも有名で、説明ももはやいらないのではないかと思いますが、ご存知ない方のためにざっくりとお教えします。

この曲はカバーなのですが、元々はX JAPANのメンバーであったhideのソロでの8枚目のシングル曲。

ちょっとややこしいですが、そのhideが結成したバンドであるhide with spread beaver名義では1枚目のシングル曲という事になります。

現在hideは活動していません。

とても悲しい事なのですが、1998年5月1日にこの世を去りました。

生前からこのhideをリスペクトするアーティストは大変多く、それは現在でももちろん続いておりEXILE SHOKICHIもその中の一人なのでしょう。

「ROCKET DIVE」は他にも布袋寅泰や小室哲哉などにもカバーされている大変人気のある楽曲と言えます。

とてもライトな表現。まるで友達が自分に向けて隣で話しかけている様な気がします。

「お前最近どうよ？毎日つまんねーよな相変わらず。」

ダルそうにその友達は言います。

「お前もし今宝くじ当たったら何に使う？」

なんて、現実から遥かかけ離れたどーでもいい話。

でもその友達も、もちろん自分も胸の中には根拠のない自信があったりするんです。

そんなどーでもいい話をしながらも、お互いの頭の中でいつも考えてる事。

それは、「いつか俺だって！」。

「なぁ、結局毎日ヒマじゃん俺ら。なんかやろーぜ。」

とうとうその友達は立ち上がろうと自分を誘ってきました。

やっとお尻に火が付いたようです。

「お前何やりたいのよ？！」

最初からその友達も自分にも「失敗」も「成功」もありません。

それはどうしてかって？

そうなる「材料」がはなから無いんです。

「元々俺らゼロじゃん、なんか楽しい事見つけよーぜ。」

何がしたいのかは分からないけど、何かしたくて友達はうずうずし始めました。

そして自分に声をかけてきたんですね。