代表曲でもあるデビュー曲♪
個性あるボーカルとコーラスで大ヒット!
ご当地ソングの代表でもある「長崎は今日も雨だった」。
歌謡界の歴史を彩ったコーラスグループの代表曲です。
「長崎は今日も雨だった」は、1969年(昭和44年)2月1日に発売された内山田洋とクール・ファイブのメジャーデビュー曲にして、最大のヒット曲。グループ脱退後、ソロ活動中の前川清の代表曲でもある。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/長崎は今日も雨だった
メインボーカルの前川清さんの声と魅惑のコーラスで名曲を生み出した「内山田洋とクールファイブ」。
デビュー曲は前川清さんの情と無情の絶妙なバランスを取る声に、長崎の雨がピタリとはまりました。
良い歌は歌声と一緒に心に残ります。何かをきっかけにして、歌詞の一部がふと浮かぶことも…。
魅力ある名所やグルメが沢山ある地名『長崎』が印象的です。
ふと聴きたくなる地名と雨がテーマの曲として、これからも長く歌い続けて欲しいと思います。
止まない雨と涙に濡れた恋、切ない歌詞に迫りましょう。
一途な思いは止みません
あの日の言葉は…嘘なんて思っていない
あなたひとりに かけた恋
愛の言葉を 信じたの
出典: 長崎は今日も雨だった/作詞:永田貴子 作曲:彩木雅夫
訴えかけるような歌い出しで、聴く人の心をガッチリと捕まえます。
ボーカル担当の前川清さんの心から出す声と表情もプラスされて、ご当地ソングの名曲誕生です。
歌の主人公は独りの夜を過ごしています。心の中には、あの日あの夜出会った人のことしかありません。
一目惚れ?それとも運命的な出会いだったのでしょうか?
出会いのきっかけはともかく、あの日から恋が始まったものと思っていました。
優し気な表情と会話は、お互いが好きと思うから出来ること。
もしかして独りよがりの思い過ごし?でもあの夜が恋の始まりだったと信じているのです。
ひらがなで訴えかけて最後の『恋』だけを強調するように漢字で表記した歌詞。
楽しい恋では無く、悲しい恋の始まりを予感させます。
今でも忘れていないあの日のこと。あなたの声も表情も、あの日のまま心に残されているのです。
もう一度会えると信じてる
さがし さがし求めて
ひとり ひとりさまよえば
出典: 長崎は今日も雨だった/作詞:永田貴子 作曲:彩木雅夫
あの夜始まった恋がその日で終わるなんて、これっぽちも思っていませんでした。
優しいあなたが、そんなことを絶対にする訳ないから…。
あなたが私を忘れてしまうなんて、絶対に信じません。
絶対に…絶対に…あなたも私が好きなはず。
もう一度会える、絶対に会えると信じてあなたを探します。
あなたをひたすら追い求めて独り歩く、あの日あなたと会った街。
歩き続けるうちに自分がどこにいるかも、分からなくなってきます。
あなたがこの街にいないなんて嘘としか思えません。
あなたが見つかるまで、あなたを見つけるまで、私はこの街を心の迷いのまま歩き続けます。
街の名前が…効果的に登場
始まったはずの恋を求めて、あてどなく歩く悲しい場面から始まった歌。
ここまで歌詞には地名はまだ出てきません。
タイトルは地名が入ったご当地ソングの「長崎は今日も雨だった」。歌のどこかに必ず地名が出てくるはずです。
でも歌のどの部分で、どうやってご当地の地名が出てくるかが気になりますね。
地名のイメージがこれで決まってしまう…なんてこともあり得ます。
「長崎は今日も雨だった」の歌詞にはこのように地名が使われました。
ご当地ソングのお手本?
行けど切ない 石だたみ
ああ 長崎は今日も雨だった
出典: 長崎は今日も雨だった/作詞:永田貴子 作曲:彩木雅夫