市川由紀乃【懐かしいマッチの炎】歌詞の意味を考察！マッチで通わすのはどんな心？あなたの涙の訳とは

主人公がマッチで火をつけると、恋人がすぐに消してしまいます。

1番では、彼が彼女の顔を照らし、彼女が月が出るまで待ってという。

2番では、彼女が彼の顔を照らし、彼が火を吹き消してしまう。

この違いは何でしょうか。

どちらも同じ、心の距離を近づけているのでしょう。

けれども、相手は心の中を見られるのは恥ずかしいのでちょっと戸惑っているようにも見えるのです。

でも、戸惑うけれども近づいていく行為が愛情なのかもしれませんね。

心に触れたいという想いが、マッチの火によって浮かび上がっているのではないでしょうか。

人と人との関係は、心の距離を縮めたり離れたりする繰り返しなのでしょう。

そのやりとりを、懐かしく回想している主人公。

「良いことも、悪いことも全部いい時代だったな。」という雰囲気を感じます。

懐かしいとはいい言葉ですね。

主人公は全てを肯定し、慈しんでいるのでしょう。

作詞をてがけた阿久悠さんは、昭和を代表する偉大な作詞家でした。

もともと脚本家になりたかったということで、てがけられた作品は印象的な物ばかりです。

鮮やかなシーンが目に浮かんでくるようで、それこそ一本の映画を見ているよう。

ご本人も仰せられているようですが、2時間の映画も4分の歌も、感動する点は一緒なのですね。

そして、市川由紀乃さんの歌声が歌詞に命を吹き込み、あたたかな物語りを紡いでいるようです。 

OTOKAKEには市川由紀乃さんの記事が他にもあります！

カラオケで人気の【はぐれ花】の記事をご紹介いたします。

市川由紀乃さんの波乱万丈な人生エピソードも掲載。

彼女の魅力に、より一層理解を深めることができるのではないでしょう。

タイトルの“はぐれ花“とはどのような花なのでしょうか。

その意味を知ることで、カラオケが倍楽しくなるのではないでしょうか。

是非、読んでみてください！

続いてご紹介するのは、同じく市川由紀乃さんの【心かさねて】という楽曲の記事です。

こちらもカラオケで人気の楽曲。

改めて歌詞の意味を知ることで、歌への理解が深められることと思います。

この楽曲は、NHK紅白歌合戦初出場になった記念すべき楽曲なのですね。

市川由紀乃さんにとってはターニングポイントになった作品なのでしょう。

寒い日に聴くと、あったかくなれる素晴らしい歌詞を解説します！