矢島美容室「ニホンノミカタ-ネバダカラキマシタ-」の歌詞&MVが面白い！思わず聴いちゃう中毒性の秘密

告げられるニュースは毎日暗い話ばかり。

「キャスターだって、本当はもっと明るい話をしたいんじゃないのかしら？」

外国の方は、日本のニュース番組を見るとそんな印象を持つのでしょうか。

「武士道」と言葉には「道」が入りますが、実際にそのような名の付く道はありません。

有名な「新宿・歌舞伎町」ですが、「歌舞伎座」があるのは中央区です。

ここも「小さな矛盾をそのままにしていていいの？」そう聞かれているように感じます。

その後の「ミソスープ」のくだり。

大豆食品はヘルシーで外国でも人気が高いですが、「納豆」は好き嫌いが出る食材ですよね……。

特に外国人の3人からしたら「ネバダ…シャバダ…ダバダ」と、よっぽどの衝撃だったのでしょう。

ここは素直に驚きが歌われていて社会へのアンチテーゼを歌っていた3人に可愛らしさが戻ってきました。

上手くコミュニケーションが取れなかったり、文化の違いに戸惑うこともあるでしょう。

それでも3人は歌を歌います。

自分たちのことを知ってもらうため。

この歌をどこかで聞いてくれているかもしれない大切な人のため。

プロデューサーが言った「テレビで人気者になれば徳次郎さんが会いに来てくれるかも……」。

その場しのぎの言葉を、彼女たちは純粋に信じているのです。

徳次郎さんを引き戻した「日本」という国。

恨みに思ってしまうこともあるのではないでしょうか。

それでも、愛した人が愛した国だから。私たちも精一杯日本を愛そう……。

3人の健気さが胸に響きます。

そして最後の「PAO! PAO! PAO!」の部分。

MVだと「PAO! ポニョ! PAO!」と言っているのに気づきましたか？

レコーディングのアドリブが気に入って、そのまま使い続けているのでしょう。

でも歌詞カードに載せるといろんな大人から怒られるので、歌詞はそのままで……。

実際にほとんどの歌番組で「ポニョ！」として歌われました。

アドリブも、覚悟を持ってやっているところがカッコいいなぁと思ってしまいます。

人気ドキュメント番組「○○大陸」のパロディ「矢島大陸」。

矢島美容室の3人を追った番組で、憧れの大スターと対面できることになりました。

行ってみると松田聖子さんとお嬢さんのSAYAKA(現・神田沙也加)さんの姿が……！

まさかSAYAKAさん、聖子さんの歌声まで聞けるとは思っていませんでした。

そしてSAYAKAさんから「ニホンノミカタ」のリクエスト(動画・4:10～)。

3人の生ライブに、今度は聖子さんたちが大興奮です！

ノリノリで「wow wow wow wow！」と腕を振り上げいる2人が無邪気で可愛いです。

SAYAKAさんからのお願いでしたが、聖子さんの方がずっと熱狂的でした。笑

最後は5人で夢のコラボ！

でも夢のコラボはこれで終わりではなかったのです……！

「矢島美容室」がデビューする前が描かれたエンターテインメント・ムービー。

ミュージカル・コメディーを目指した内容は音楽と小ネタが織り込まれた作品でした。

ストロベリーのライバル・ラズベリー役として黒木メイサさんが熱演。

あの眼力でストロベリーと睨み合うシーンは、ゾクッとするものがありました。

そしてこの映画の主題歌で本当に聖子さんとのコラボが叶えられたのです。

5thシングル「アイドルみたいに歌わせて(2010年)」。

まさか本当に、この4人で歌う日がくるなんて……！

「矢島大陸」から企画が誕生したのは間違いないでしょう。

3人が一方的に憧れるのではなく、聖子さんも「矢島美容室サイコー！」と言っていたのですから。

聖子さんは映画にも「プリンセス・セイコ」役で特別出演。

CDジャケットが往年のアイドル雑誌「明星」風なのもステキでした。

矢島美容室の「ニホンノミカタ-ネバダカラキマシタ-」はいかがでしたか？

バラエティ企画から誕生するユニットは「企画モノ」ではあります。

でも歌っている人たちの気持ちは本物で、力をくれる歌が多いと思いませんか。

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