第6位【END OF SORROW】
【DESIER】の後にリリースされた7枚目のシングル【END OF SORROW】。
力強い真矢のビートに、流れるようなJのベースライン、そしてそれぞれ独立しながら絡み合う2本のギター。
躍動的で重心の低いバンドと対比するようなRYUICHIのボーカルが映える楽曲です。
ひとつひとつの音の長さが独自のクルーヴを生み出している、静と動が織りなすLUNA SEAならではのロックナンバー。
最後の「サヨナラ」も心に残ります。
第5位【MECHANICAL DANCE】
イントロから息もつかせぬ展開で繰り広げられる【MECHANICAL DANCE】も初期LUNA SEAからランクイン。
機械仕掛けのようでもあり生き物のようにも蠢(うごめ)くJのベース、キレた真矢のドラム。
決してブレることのない精神性を感じるSUGIZOとINORANのギター。
攻撃性をビシビシ感じるバンド体と限界寸前まで振り切れて尖りまくったRYUICHIのボーカルが癖になって、狂ったように聴き返しました。
ヴィジュアル系の枠に囚われることのないLUNA SEAの神髄を感じることもできます。
個人的に激推しの1曲。
突き抜けたライブ映像はこちら
デビュー前から演奏されていた【MECHANICAL DANCE】はライブでも突き抜けた圧巻のパフォーマンス。
勢いだけでなく、精神性の塊のような演奏が体感できます。
当時の妖艶ながらも男らしさを感じるヴィジュアル系スタイルにも注目です。
第4位【gravity】
第4位はINORAN原曲の【gravity】。
LUNA SEAの楽曲の中でもシンプルで、どの音がひとつでも欠けたら成立しないであろう洗練された演奏に惹きつけられます。
繰り返されるたびに切なさの増すアルペジオとボーカル。
完璧なまでに作りこまれた世界観と静かな音圧に心地よく沈み込むことができる作品です。
冷たさを感じるほど美しく、その芯には熱を感じ取ることができるでしょう。
第3位【TONIGHT】
INORANの男前なギターが核になるストレートなロックナンバー【TONIGHT】。
少ないコード進行で繰り広げられる楽曲は疾走感に溢れ、3分20秒にすべてが凝縮されています。
無駄な音が一切ないバンドのダイレクトな音とかすれたRYUICHIのボーカル。
ひたすら痺れます。
一度聴いたら病みつきになる、エンドレスリピート確定な1曲です。
MVはこちら
疾走感をまっすぐに感じられるMVはこちら。
シンプルに音を奏でる姿は、かっこいいの一言に尽きます。