『Can you feel my heart』とはどんな曲?

恋愛ドラマの主題歌

倉木麻衣【Can you feel my heart】歌詞を考察!完璧でいたい理由と本当の私を深読みの画像

2021年4月21日に配信シングルとしてリリースされた『Can you feel my heart』。

水ドラ25『ラブコメの掟〜こじらせ女子と年下男子〜』の主題歌として書き下ろされました。

倉木麻衣ドラマ主題歌を担当したのは、なんと約10年ぶりで大きな話題に。

ドラマの登場人物の心情をうまく表現したような、ドラマのストーリーにマッチした歌詞が特徴です。

また、ドラマ内で流れるバラードバージョンも魅力的。

しっとりと心にしみるような雰囲気を味わえるメロディーとなっています。

恋をしたときに抱く気持ちを表現

倉木麻衣【Can you feel my heart】歌詞を考察!完璧でいたい理由と本当の私を深読みの画像

ドラマのテーマはずばり『恋愛』。

恋をすると、今まで感じなかったようなさまざまな気持ちを感じますね。

ちょっとしたことでも幸せに感じたり、胸が痛んだり...。

感情が忙しく入れ替わります。

何とも表現できないような入り混ざったような感情を感じることもあるかもしれません。

今回の『Can you feel my heart』もそういった複雑な心情が含まれています。

歌詞に登場する『私』のどんな心情が隠されているのでしょうか。

では、これから歌詞を見ていきましょう。

言葉にしなくてもいいよね?

倉木麻衣【Can you feel my heart】歌詞を考察!完璧でいたい理由と本当の私を深読みの画像

Can you feel my heart
君の瞳に
本当の私映してほしいの
I feel you tonight

出典: Can you feel my heart/作詞:倉木麻衣 作曲:中村泰輔

『私』は、今どんな気持ちでいるのでしょうか。

喜び、悲しみ、怒り、それ以外の気持ち。

このフレーズからは、今どのような気持ちなのかははっきりとわかりません。

ただ、恋人や想いを寄せる相手には、自分の感情までを知ってもらいたくなるのですよね。

あなたが見ている今の私。

言葉にしなくたって、私を見るだけで何を思っているのかをわかってもらいたいのです。

静かな夜になって、自分の気持ちがもっとクリアになっている様子がわかります。

本当に感じている素直な気持ちが表現されているのでしょうか。

また、どんな相手を想っているのでしょうか。

続きを見ていきましょう。

私は正義感が強い女性?

「無理」って言いたいのに

倉木麻衣【Can you feel my heart】歌詞を考察!完璧でいたい理由と本当の私を深読みの画像

ありふれた毎日のなかで
弱さなんて見せたくはないわ
強がってた日々崩れてく
でも知らぬふり出来ないほどに

出典: Can you feel my heart/作詞:倉木麻衣 作曲:中村泰輔

仕事もプライベートも、これといった不満がないのでしょうか。

だけど、気づけばいつも同じことの繰り返し。

それでもいつもポジティブに毎日を送っている様子です。

でも本当は、つらい気持ちや苦しい気持ちを表に出すことなく、誰にも弱音を吐かないのでしょう。

ネガティブな一面を見せないのは、決して私の心の強さではないのです。

絶対に見せたくない弱い一面も、気になる相手を前にしてしまうと隠すことができない。

いつもの私ではいらなくなるほど、感情は大きく揺れ動きます。

完璧でいようとしたけれど、それもできそうにありません。

思い切って弱い一面もさらけ出してしまおうか...。

これまで通りの強い私と素直な私。

いったいどちらの私を見せるのでしょうか。

ほんとの気持ち

倉木麻衣【Can you feel my heart】歌詞を考察!完璧でいたい理由と本当の私を深読みの画像

kiss me.. 本当のところは
kiss me.. どんどん気になっていく
どうか完璧な私でいさせて
そうよ この気持ち裏腹に

出典: Can you feel my heart/作詞:倉木麻衣 作曲:中村泰輔

正直な私の気持ちを伝えたい...。

どれほどに相手を想っているかわかるフレーズですね。

愛しい気持ちがなければ抱くことはない大切な気持ちです。

いつの間にか恋に落ちてしまった。

自分の意思とは関係なく、気づいたときにすでに恋に落ちてしまいます。

けれど、やっぱり私は強い女性なんだと自分に言い聞かせているのでしょうか。

いつもは強い、責任感のある、自立している女性。

感情を揺さぶられるほどの恋をしてしまったことで、その強い女性像も崩れてしまいそうです。

さて、私の素直な気持ちを押さえ込んでしまうのか。

私の本当の気持ちを優先するのか。

どちらを選ぶのでしょうか。

続きを見ていきましょう。