ギャンブル賭けごとを感じさせる歌詞が印象的なパートです。

考えを駆け巡らせる冷静さと、勝ち取ろうとする情熱

歌っている3人は、その2つの間に介在しているのかもしれません。

また、4行目と5行目の歌詞からは、ギリギリの状態で共に旅に出る姿をイメージさせます。

追い詰められた状況に置かれても、最後まで命をかけて挑戦する。

それほどの大きな覚悟を持っているのでしょう。

互いの幸せのために

終わりの時に思い馳せる夜
塵と化しても華詩(かし)は残るだろう
これは無限の景色 描ける座標
長い長い旅が 痛みも苦しみも
ひっくるめて 君たちと笑いあえる
時を待ってる

出典: Black Journy/作詞:たなか 作曲:ケンカイヨシ・たなか

何が起きても覚悟を持って旅を続ける”という、確固たる意志を感じられるパート。

2行目の歌詞からも、命がけで旅に挑む決意が伝わってきます。

人生という先の見えない長い旅路を、一生懸命生きる心意気。

歌詞から感じ取れる情熱は並大抵のものではありません。

辛く苦しい旅が無限に続くように感じられるけれど、きっとその先には幸せが待っているはず。

仲間の幸せや自らの幸せを願って、答えを出した結果なのかもしれません。

真っ暗な世界へ飛び込んでいく

不安も悲しみも思い出に変えよう

Into our Black, black Journey
最後だろう 命掴みにいどむ旅
Jack the line!! 必要ない Justify
“I wanna”だけで構わない旅路
我らだけの景色 まっくろな嵐も
今思えば愛おしい Memory

出典: Black Journy/作詞:たなか 作曲:ケンカイヨシ・たなか

彼らにとって一生で一度の大勝負大きな賭けに出たのでしょう。

そして飛び込んだ先は、前も後ろも見えない真っ暗な世界

それでも手を取り合いながら、必死に前へ進んでいくのです。

時に大きなや災難に見舞われても、乗り越えて前へ前へ。

進んだ先で、笑い合える思い出に変えていくのです。

どこまでも前へ

他の誰のためでもない
Belong to our own mind, all night
積み重ねた Rhyme 繰り返した Fight
それだけが俺たちを連れて行く
未知 未踏へ
もっと先へ 先へ 先へ
先へ

出典: Black Journy/作詞:たなか 作曲:ケンカイヨシ・たなか

過酷な旅を続ける目的は、他でもない自分たちのため

そして、明るい未来を信じているから。

自分たちのカラーで楽曲を表現し、歌い続け、そして戦いを続けます。

結末が分からない、先が見えないからこそ、危険な旅も続けられるのかもしれません。

戦いを続けることで、1歩、また1歩と進んで行けるのです。

戦い続けるのは楽じゃない

辛くても前を向いて

ボクだけなんで? なんて
つまらない問いには飽きたんだ
世界はいつも面白いはずだもんね
オネーさん暇じゃない?
簡単な話 刹那に逃げて
花開いて
明日の顔は見たくないな
吐き捨てて さよなら!

出典: Black Journy/作詞:たなか 作曲:ケンカイヨシ・たなか

1人切ない運命を抱える乱数のパート。

明るい声色ですが、歌詞に込められた意味は複雑に感じられます。

歌詞から考察するに、得も言われぬ孤独を感じることもあったのでしょう。

彼にとって人との出会いは、常に”刹那的なもの”なのかもしれません。

そして、そうせざるを得なかった、のかもしれません。

簡単じゃないから面白い