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2017年12月07日更新

Who What Who What【凛として時雨】Mステで○○を変更?!話題の歌詞の意味を徹底解釈!

独自の世界観と超絶的なテクニックで人気の凜として時雨。彼らが2015年にリリースした「Who What Who What」は長編アニメーション『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の主題歌です。テレビ出演時には急遽、歌詞を変更して歌ったというこの曲。彼らの歌詞世界を解釈してみます。

凛として時雨

日本の3ピースロックバンドです。


超絶的なテクニックと独自のボーカル、詩の世界で聴く人を驚かせるバンドです。


略称は「時雨」。


ボーカル、ギターのTKとベース、ボーカルの345、ドラムのピエール中野の3人がメンバーです。


埼玉県で結成され、インディーズ時代にミニアルバムを含めて合計3枚のアルバムを発表します。


2008年に「moment A rhythm」でメジャー・デビュー。


メジャー4thのアルバム『still a Sigure virgin?』がオリコンアルバムチャートで1位を獲得するなど、人気を不動のものにしています。


2011年にはギター、ボーカルのTKが"TK from 凛として時雨"名義でソロアルバムを発表。


2012年には凛として時雨としてテレビアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の主題歌「abnormalize」をリリースします。


2013年発表の5thアルバム『i'mperfect』のリリースの後、2014年にベストアルバム『Best of Tornado』を発表。


同じ日にリリースされ、ベストアルバムに未収録の楽曲が今回とりあげる『Who What Who What』です。

凛として時雨「Who What Who What」を聴く

長編アニメーション『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の主題歌です。

時雨らしい超絶テクニックと激しさが変わらず格好良いですね。


歌いながら超絶的なテクニックを披露するのはTKの凄さだと思います。


メンバーもTKあっての世界観だという凛として時雨の世界。


彼らが自分で格好良いと思った独自の世界を追求し続けた結果、他のバンドとはまったく別の世界に辿り着いてしまったとでも言うような個性的で刺激的なサウンドが特徴です。

凛として時雨「Who What Who What」の歌詞を読む

正直に言って、この歌詞は抽象性が高く独特でつかみづらい部分があります。
個人的な解釈になりますがご容赦ください。

心に鳴り止まないディスコードと 空白のサイレンが 僕を試してるみたいだ 真実 応答せよ 血だらけの自由がお前の望みなんだろう

出典: https://twitter.com/djent_uzuki/status/665741722849153024

ディスコードとは不一致、不和のこと。


人との不一致や不和と、孤独が心にサイレンを鳴らして、精神的に辛い状態なのかもしれません。


そういう辛さが、まるで誰かに試されているようだと感じています。


でも、それがなぜなのかわかっていません。


だから、心に浮かぶ様々な疑問に対して、真実を追求しています。


そして、その真実は"血だらけの自由"なのだと言ってしまっています。


人と合わせられず、孤独である状態を長く続けていると、心の中でこの世界の真実は、残酷なものだという思いであふれてしまうのかもしれません。

Mステで歌詞を変更? なぜ?

イスラム国邦人人質事件を受けて、彼らはMステで歌詞を変更したようです。


ここで歌われている"血だらけの自由"がひょっとすると問題だったのかもしれません。


事実はわかりませんが、この歌詞に描かれているように戦争やテロなどの争いも現実だと思います。

血だらけの自由がお前の望みなんだろう
本当は震えてる 名前も分からない
君のこと全部知ってるし
涙が出ても何も鳴り止まなくて
息をしてるだけ 心の行方はどこ?

出典: https://twitter.com/karadadan/status/666277247603445760

強がっている君が本当は震えていることを知っていると彼は言います。


こういう苦しみが僕にも、君にもあって、その関わりは現実ではなく、模造品のような偽物なのかもしれません。


難しい部分ですね。

この世に仕掛けた「意味」の迷路に
溺れて気が付くWho What Who Whatの
消えない疑問符を並べて響くdistrotion why?
諸刃のナイフに彩られた完璧な異常
Who What Who Whatの嘆きも居場所もなくして 感情よGoodbye

出典: https://twitter.com/ituki36/status/753971308908519424

"この世に仕掛けた「意味」の迷路"とはなんでしょうか?


言葉に謎をちりばめて、その謎の前で溺れているのでしょうか?


この歌詞も謎だらけでわからない部分がたくさんあります。


"Who What Who What"というタイトルも様々な解釈ができそうな気がします。


インターネットなどの匿名性が意味としてあるような気もします。


この歌で確かな部分は、歪んだディストーションギターが響いているということです。


なぜこんなにギターの音が歪んでいるのか?


その歪みはひょっとすると心の歪みでもあるかもしれません。


"完璧な異常"という言葉もあることから、彼の表現は異常者を演じているのか?


あるいはそういうアーティスティックな表現なのか?


計りかねる部分があります。


ひょっとすると自分が作り出した独自の世界の中で本当に溺れているのかもしれません。


狂気が演じられているのか? それともただの狂気なのか?


歌詞やパフォーマンスからは計りかねる部分があります。


でも、危うい魅力があることは確かでしょう。

アーティスティックな表現と心の闇

自分だけがわかる独自の世界を作ってしまうことは、周囲との断絶を意味しているともいえるでしょう。


でも、彼らはバンド。 お互いだけがわかる超越的な世界を共有しているのかもしれません。


研ぎ澄まされた表現が攻撃的な音として魔力を宿しているようにも思えます。


プログレッシヴでオルタナティヴなサウンドは唯一無二のもの。


その独特の世界観がひょっとすると新しい日本の音楽のひとつとなっているのかもしれません。


彼らのアルバムはヨーロッパでも販売されているようです。


3人で自分たちの世界を生み出している部分は、羨ましい部分もあります。


耽美的であり攻撃的でオルタナティヴでもある表現。


歌詞は病的ですが面白いですね。


心の闇にせまっているような部分もあります。


ひょっとすると人間は狂気を解放することも必要なのかもしれません。

凛として時雨の世界

「Telecastic fake show」

NIRVANAの楽曲から影響を受けたギターフレーズが特徴です。


でも、NIRVANAと違うのは、彼らが超絶テクニックの持ち主であること。


様々な音楽が垣間見えますが、それらは彼らの中で統合的に変換されオリジナリティを生み出しています。

「Enigmatic Feeling」

技術がありギターリフが格好良いのが彼らの特徴だと思います。


エッジの効いた表現とリズムが格好良いですね。

「abnormalize」

タイトルに彼らの意思があるように思えます。


ノーマライズされるのではなく、アブノーマライズされるということ。


多様性の中で、これだけ独自性を発揮できていることは素晴らしいと思います。

2018年2月には6thアルバム『#5』の発売も控える彼ら。


独自性を保ちながら、格好良いサウンドを生み出す彼らの次のサウンドにも期待が持てますね。

最後に

超絶的なテクニックと卓越したセンスがあれば、まだまだ音楽は新しく生まれるということを教えてくれているような彼ら。


刹那的な歌詞世界を持っていますが、もう10年ぐらい活動しています。


オルタナティヴでありながら日本的でもあり、独特の彼らにひょっとすると不思議な中毒性があるのかもしれませんね。

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この記事のキュレーター

迷える音楽ライター。別名義で小説など執筆。洋邦問わず音楽が大好きです。

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