人気ロックバンド「back number」とは

メジャーデビューまでの足取り

back number  4thアルバム「ラブストーリー」を紹介!初回盤にはライブDVDも!の画像

人気ロックバンドback numberは、ボーカル・清水依与吏(しみずいより)、ベース・小島和也(こじまかずや)、ドラムス・栗原寿(くりはらひさし)のメインメンバーから成る、いわゆるスリーピース・ロックバンドです。

2004年に3人の出身地である群馬県において、清水を中心に結成されました。これまでには何度かメンバーの入れ替わりがありましたが、現在は上記の3人を正式メンバーとして活動しています。

2008年に行われた「湘南音祭 オープニングアクト・オーディション」で500組という応募者の中から選ばれ、大型野外フェス「湘南音祭 Vol.2」に出演したことで、注目を浴びます。以降徐々に人気を得ていき、2011年にシングル「はなびら」でメジャーデビューを果たすこととなります。

メジャーデビュー後の活躍

back number  4thアルバム「ラブストーリー」を紹介!初回盤にはライブDVDも!の画像

メジャーデビューしてからは、たちまち人気に火がつき始め、2013年には日本武道館で初のワンマンライブback number live at 日本武道館 -stay with us-」を実現します。

また、ライブ活動を中心にしながらも、ニッポン放送「オールナイトニッポン」の火曜日パーソナリティを務めるなど、活躍の場を広げていきます。

そんな中、2015年にリリースした5th アルバム「シャンデリア」が初のオリコンチャート1位を獲得し、日本のロックシーンをリードする存在へと成長を遂げました。

「back number」の人気の秘密に迫る

back number  4thアルバム「ラブストーリー」を紹介!初回盤にはライブDVDも!の画像

多くの10代20代の若者を中心に人気を得ている「back number」ですが、彼らの魅力とはいったいどんなところにあるのでしょうか。その秘密に迫ってみましょう。

まず、ラブソングを歌わせたら神!」といった声が聞かれます。特に、全ての作詞・作曲を担当する清水の書く切なすぎる歌詞が、男女問わず共感を呼んでいるようなのです。

例えば、こんな歌詞です。

  • 片想いでも馬鹿みたいでもラブストーリー」
  • 「諦めないで諦めなければ夢は叶うから」
  • 「さよならって、好き 愛してるに続く<三大はっきり言えよ選手権>の一つですから」

いかがでしょうか。そして、そんな切ない気持ちを歌う清水の語りかけるような歌声が、更に聞く者の心に染み入ってくるのです。

また、ラジオ番組などでの清水の発言を聞くと、シンガーのmiwaさんを理想の相手と公言し、「正直、つきあいたい。」といった発言をしていることから、かなりの恋愛体質で、一途、正直といった性格が垣間見えますね。そんな清水が書く歌詞だからこそ、多くの人の心に響くのではないでしょうか。

4thアルバム「ラブストーリー」をご紹介

では、前作から約1年4ヶ月ぶりにリリースされた、ファン待望の4rdアルバム「ラブストーリー」についてご紹介したいと思います。

本作には、全国エアモニ1位を獲得した「高嶺の花子さん」やラブ・バラード「fish」などを含む全12曲が収録されており、丁寧に作られた一曲一曲が清水の歌声を通して表現された珠玉のアルバムとなっています。

アルバム「ラブストーリー」の全収録曲

back number  4thアルバム「ラブストーリー」を紹介!初回盤にはライブDVDも!の画像

1.聖者の行進
2.繋いだ手から
3.003
4.fish
5.光の街
6.高嶺の花子さん
7.MOTTO
8.君がドアを閉めた後
9.こわいはなし
10.ネタンデルタール人
11.頬を濡らす雨のように
12.世田谷ラブストーリー

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ラブストーリー_(back_numberのアルバム)

オススメの曲をご紹介

back number  4thアルバム「ラブストーリー」を紹介!初回盤にはライブDVDも!の画像

「聖者の行進」 タイトルの「聖者」とは「サラリーマン」で、「行進」は「通勤風景」を表しているようです。仕事のあり方に疑問を持ちながら、それをぶつける勇気もない自分を腹立たしく思いながらも、流されるように毎日が過ぎていくジレンマを描いています。

定番のラブソングではありませんが、同じ思いを抱えながら毎日を過ごす若者たちの気持ちを代弁した一曲となっています。

「高嶺の花子さん」 「back number」の代表曲ともいえる一曲です。このなんとも不思議なタイトルが興味を引きますが、曲の中身は、決して思いが届くはずのない「高嶺の花」の女性を好きになってしまった男性が、気持ちを伝えられないもどかしさと妄想をコミカルに歌った曲です。

しかし、誰もがそんな恋の経験をしたことが一度はあるのではないでしょうか。「高嶺の花」に思いを告げることのできない切ない気持ちが痛いほど分かる曲に仕上がっています。ファンの間ではライブで欠かせない一曲のようです。

「こわいはなし」 これまたおもしろいタイトルの曲ですね。お互いのことが好きだからこそ、つきあい始めたけれど、お互い良いところだけを見て、悪いところには蓋をし、見ないようにしてきたカップル。少しずつ我慢を重ねてきた結果、別れという結末が近づいてきている。そんな「こわいはなし」です。

清水の書く歌詞は、いつもどこか現実味がありますよね。自身の経験からこんな歌詞を書いているのでしょうか。興味があります。