日本語盤の歌詞を見てみましょう。
ここにいるEveryone みんな同じって
君からすれば同じ色みたいね
私は違う眩しく特別なColor year
こっち来て心見せてOh
出典: HOT PINK/作詞:S.Tiger,BEOMxNAG,LE(EXID),Monster Factory/日本語詩:RinaMoon 作曲:S.Tigerm,BEOMxNAG,LE(EXID),Uppercut,Leona
みんなは同じ色、つまり、均質だけれどもつまらないということを暗に意味しています。
それはまるでリスクも無いけれど、面白くも無いという日常。
そして周りの人に合わせて自分だけ目立たないようにする日々のようにも思えてきます。
でも、主人公は違うといっています。
主人公にとっては特別な色でありきらめいていて眩しい程の美しい色なのでしょう。
それは均質だけれどもつまらない日常ではなく特別な非日常の色。
誰しも人は非日常に惹かれます。
こっち来てと、誘われるままにふと行ってみたくなりませんか。
みんなと同じ均質で安心な世界にいるのに、どこかで物足りなさや不満をかかえていたりしませんか。
そんな心をくすぐり、そして惹きつけていきます。
Every Night
Every time I feel your love and kiss oh baby
今日こそ君との last night
But 心は正直なまま
Every time 甘い言葉また
電話越しの声にまた、心揺れて
出典: Every Night/作詞:LE(EXID)/日本語詞:Rina Moon 作曲:LE(EXID),S.Tiger
タイトルはEvery Night(毎晩)ですが歌詞はlast night(最後の夜)になっています。
今夜こそ最後の夜と、心を決めようとしても甘い誘いに心が揺れてしまう。
2人で一緒に過ごした日々を忘れようとしていてもよみがえってきてしまいます。
切ない心をスローなテンポで歌い上げています。
1人の夜に聴きたくなる1曲。
Without U
もう響かない?この胸に?あなたはいない
終わらせて夜が明けるときには
この想いも晴れる?
出典: Without U/作詞:LE(EXID)/日本語詞:矢野水音 作曲:LE(EXID),S.Kim
自ら断ち切る別れの瞬間を歌っています。これまた切ないですね。
かわいらしい表情とキレッキレのダンスなのにこの切なさ。
このギャップがEXIDのもつ魅力のひとつです。
もう元に戻ることはできない、という思いが歌詞にこめられています。
こちらも作詞・作曲ともにLE。
ただのセクシーアイドルではないことはお分かりいただけるはずです。
Too Good to Me
U are too good to me
嘘をつけない苦しさも
Cause u are too good to me
君の精一杯の優しさでしょ year
U are too good to me
その長い指が唇が
Cause u are too good good to me
離れるのが悔しいbaby
出典: 作詞:LE(EXID),Big Bread/日本語詞:矢野水音 作曲:LE(EXID) ,Big Bread
正直であるがゆえに相手を傷つけてしまいことも、あるかもしれません。
やさしい嘘がいいのか、かりそめの安心がいいのか…。
本当は分かりませんが別れを決めたことによる心情を歌い上げています。
イチオシおすすめ曲は「Up and Down」
韓国ではウイアレと呼ばれている非常に人気曲の1つです。
デビューからなかなか芽が出なかったEXID。
ファンのSNS投稿から一気にブレイクし「チャート逆走アイドル」として注目を集めました。
そのきっかけとなったのがこの曲なのです。
リズミカルなテンポでダンスもエロティックで魅力的。
日本語版でもラップは素晴らしく、さすがの実力をほこっています。
歌詞を一部見ていきましょう。
思わせぶりに惑わせては またはぐらかすつもりね
ゆらゆらゆらゆら
気づいてないフリ? ずるい距離感で求めてくるのね
ゆらゆらゆらゆら
出典: Up and Down/作詞:#101 作曲:s.tiger,BEOM,NANG,LE(EXID)
相手からの駆け引きをしかけられているのを感じながらも自分はその駆け引きにはのらず待っています。
どうやら一枚上手のよう。それともそうした駆け引きは、あたかも卒業したかのようです。