永遠に"アツい"JAM Project!!
JAM Projectはアニソン界の「アニキ」、水木一郎の呼びかけで結成されたグループです。
2000年にJAM Projectの歴史は始まり、何度かのメンバー変更を行って現在に至ります。
その顔ぶれはまさに「スター集団」以外の何物でもありません。
2017年現在のメンバーは影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹の5人です。
「SKILL」とは?
「SKILL」は2003年に発売されたシングルに収録されています。
元々はPlayStation2用ソフト「第2次スーパーロボット大戦α」の主題歌です。
しかし、現在ではただのタイアップ曲ではありません。
紛れもなく、JAM Projectの代表曲として現在でも親しまれている楽曲です。
MVを観ればアツさがわかる!
MVの紹介!
とにかく、アツい…!!
円形のステージを5人のメンバーが所狭しと歌い、踊りまくります。
所々で差し込まれるバックバンドのカットも曲の盛り上がりに花を添えます。
極め付けは5人を囲む聴衆たちの存在。
メンバーが紡ぐ歌声と一体となった聴衆たちの迫力は満点!
MVを観ているこちらも否応なく盛り上がってしまいますね!
「SKILL」の歌詞に迫る!
もちろん、「SKILL」という曲を聴くとアツくなるのは、メンバーの歌声が「アツい」からに他なりません。
しかし、本当にそれだけでしょうか?
歌詞の細かい意味や隠された物語にも目を向けてみるとどうでしょう。
なぜ「SKILL」はこんなにアツいのか。
同時に、さらに「SKILL」のアツさが深まるきっかけになるはずです!
「SKILL」の歌詞を徹底分析!
冒頭から壮大な世界を体現!
We will go into the space over the future......
We're looking for the place under the shining star......
出典: SKILL/作詞:影山ヒロノブ 作曲:須藤賢一・河野陽吾
イントロ部分の英語の歌詞です。
「未来に向けて、宇宙に飛び出そう。
星々の輝きが降り注ぐ場所を、探しているんだ」
という和訳になるでしょうか。
曲の冒頭はその曲の雰囲気を決定づける大事な場面です。
その場面において、「宇宙」「星の輝き」など、スケールの大きい歌詞を使っています。
旋律も重厚なコーラスを用いた荘厳な響きを持っています。
イントロを聴くだけで「この曲はただの曲じゃないぞ…」という予感が沸き起こります。
「お前」という叫び
お前の勇気 昂ぶる時
運命の扉(ドア)開かれる
出典: SKILL/作詞:影山ヒロノブ 作曲:須藤賢一・河野陽吾
影山ヒロノブさんが先陣を切ってAメロが始まります。
ここで注目したいのは「お前」という二人称です。
日本語には様々な二人称があります。
「あなた」「君」「貴様」「おぬし」など…。
その数多くある二人称の中からあえて「お前」を選ぶ。
「お前」という荒々しい言葉を使って、強い印象を与え、聴いている人の気持ちをアゲていきます。
このような細かな言葉選びも、曲の印象を大きく左右します。