れるりり feat.初音ミク&鏡音レン【青春症候群】歌詞の意味を独自解釈！青春症候群って妄想の世界？

『青春症候群』はアルバム『青春症候群』の1曲目に収録されています。

れるりりにとって3年ぶりのリリースとなったこのアルバムには他にも人気曲を数多く収録。

動画再生回数がミリオンを達成した『乱躁滅裂ガール』や『猪突猛進ガール』など。

聴きたい曲がすべて詰まった至高のアルバムと言えるでしょう。

そんなアルバムのオープニングを飾る『青春症候群』。

れるりりのセンス全開な歌詞に心がざわつきます。

MVに登場するのは『厨病激発ボーイ』でおなじみの男子高校生4人組。

『厨病激発ボーイ』はれるりりの超人気曲であり、小説にもなっています。

MVからも分かる通り『青春症候群』はこの『厨病激発ボーイ』の続編にあたる曲。

ファンが待ち望んでいた新章の幕開けとなった曲です。

『厨病激発ボーイ』からさらにパワーアップ(？)した彼らが見られる『青春症候群』のMV。

相変わらず厨二心をくすぐる神曲となっています。

危機的状況に陥った世界を救ってヒーローになる自分。

そんな妄想を誰もが一度はしたことがあるかもしれませんね。

青春時代に使っていたノート。

そのページの片隅に自分が主人公の物語が書いてあったりしませんでしたか？

人によっては恥ずかしい思い出でも、この曲の中でなら思う存分自分を曝け出せるはず。

自分の頭の中にしかなかった世界をこの曲で実現させましょう。

始まりから厨二病感が漂う歌詞ですね。

自分は特別な使命を持って生まれてきた存在。

……という設定でしょうか？

恐らくこの曲で歌われているのは、すべて妄想の世界。

どうやらこの世界の主人公は、あらゆる厄介事を解決していかなければならないようです。

誰の手を借りることもなく、たった一人で敵に立ち向かう。

そんな孤独なヒーロー。

荒廃した街を背にしてニヒルな笑みを浮かべている少年の姿が思い浮かびます。

世界を救えるのは君しかいない。

なんてちょっとムズムズするような台詞が聞こえてきそうです。

「君がやらなきゃ～」の歌詞から想像すると、この世界は何らかの危機に瀕している様子。

ある日突然異世界に飛ばされて、そこで世界を救うことになった。

そういった設定があるのかも。

「逃げたい」なんて冗談でも言えないくらい世界は絶望的な状況。

グズグズしていたら、本当に世界が滅んでしまう。

自分が何とかするしかない！

この世界の主人公がそう言って立ち上がるまで、きっとあと少しですね。

妄想は止まることなく、この世界をどんどん広げていきます。

どんな展開があってもいい。

バトルシーンも過去回想のシーンも好きなタイミングで入れたらいい。

続く歌詞でも、自分の思うままに広がる世界が歌われています。