【GIFT/Nissy(西島隆弘)】MVのイルミネーションが必見?恋がしたくなる冬ソング！歌詞あり

「GIFT」はNissyのアルバム「HOCUS POCUS」の収録曲。そのMVは、CDとセットでリリースされたDVDに収録されています。

冬をテーマにした曲ということで、MVで描かれるのはキラキラ輝くイルミネーションの世界です。

本作でヒロインを演じているのは、ファッションモデルの野崎萌香さんで、雑誌「non-no」にて専属モデルとして活動されていました。

MVの始まりは、恋人同士の待ち合わせのシーンです。

到着した彼女を待ち受けるのは、キラキラのイルミネーション、そしてツリーに飾られたサンタさんの姿。

本曲「GIFT」は、この他にもサウンドにベルの音が取り入れられていたり、MVで西島くんが赤と緑のマフラーを身に着けていたりと、クリスマスソングとしての側面も持っています。

映像で、彼女の姿のあとに一瞬だけ映るエナメルの靴にネイビースーツの裾。

NissyのMVをいくつも見ている方は「これってもしかして？」と気付くかと思いますが、この点についてはMVの後半で明らかになっていきます。

その頃、待ち合わせ相手の彼はまだ仕事を切り上げられずにいます。メガネ姿の西島くん、美男子ですね！

ようやく作業に区切りをつけることが出来た彼は、そこから急いで彼女のもとに向かいます。

イントロと共に映るのは先ほどのエナメルの靴。つま先から弾ける光の粒を見て、Nissyファンのみなさんは「あ～やっぱりこれ天使さんだ！」と改めて確信するはず（笑）。

その後、軽快なサウンドをバックに走る彼と、それを待つ彼女。背景にあるのは色とりどりのイルミネーションです。

この場所、実は「西武園ゆうえんち」とのことで、こんなに綺麗なイルミネーションがあったんだと驚きました。

けなげに彼を待つ彼女の表情もまた美しいですね。待たされているのに、どこか晴れやかな顔つきで、これから会える彼のことを想っているようです。

その後に映るのは、先ほど登場したNissy扮する「スーツの天使」が踊り歌うシーン。

このスーツ姿は、いわゆるマイケル・ジャクソンへのオマージュと受け取れますが、グループで鍛えたダンスはしなやかで軽やか。マイケルのファンも納得です。

部分的に取り入れられたコミカルな振り付けも、西島くんのキャラクターに合っていますね。

この「スーツの天使」は今回も恋人同士の間を取り持つ役目を担っていて、寒そうに待つ彼女を横目で心配そうに眺めたり、急ぐ彼を応援したり、物語の良いアクセントになっています。

急いでるのにも関わらず困っているおばさんを助ける彼。こんなところからも、彼の優しい性格が感じられます。

その後、彼女の前に現れたのは「スーツの天使」。差し出されたボックスはそんな天使からの贈り物、すなわち「GIFT」です。

このボックスを開けるシーン（4分05秒）では、その粋な演出にちょっと鳥肌が立ってしまいました。

気付けば消えてしまっていたイルミネーションが、抱きしめ合う二人と天使の合図によって再び灯ります。このシーンが本作のクライマックスですね。

エンディングでは美しい雪の描写と、仕事を終えた「天使」の姿。温かい気持ちがそこに残ります。

「2年前も」という描写からは、二人の付き合いが2年以上の円熟したものであること、そして彼がいつも彼女のことを待たせてしまう、というお互いの関係性を読み取ることが出来ます。

それでも「誰よりも」自分たちのことが幸せだと言い切るその言葉に、憧れのようなものを抱いてしまいます。

彼女の振る舞いのすべてが自分への贈り物だと歌う彼。そんな風に二人の時間を過ごすことができたらとても幸せですね。

その贈り物をひとりじめできている、という彼の喜びが伝わる歌詞です。