「1000のバイオリン」と「1001のバイオリン」
今回ピックアップした「1001のバイオリン」は「1000のバイオリン」が原曲となっている作品です。
原曲である「1000のバイオリン」はTHE BLUE HEARTSの6枚目のアルバムとなる「STICK OUT」からのリカットで、1993年5月にリリースされました。
「1000のバイオリン」のシングルは、THE BLUE HEARTSの15枚目のシングル作品となりました。
「1000のバイオリン」のシングル収録曲一覧はこちら
「1001のバイオリン」はシングルで発売された「1000のバイオリン」に収録されています。
この「1000のバイオリン」のシングルには、他にも「俺は俺の死を死にたい」がアルバムとは別バージョンで収録されています。
THE BLUE HEARTSファンなら聴いておきたいバージョンです!!
1. 1000のバイオリン
2. 俺は俺の死を死にたい(Alternative version
3. 1001のバイオリン
出典: https://www.amazon.co.jp/1000%E3%81%AE%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3-%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%84/dp/B00005HENW/ref=sr_1_8?ie=UTF8&qid=1511607713&sr=8-8&keywords=1000%E3%81%AE%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3
「1001のバイオリン」と「1000のバイオリン」は何が違うの?
歌詞も基本的なメロディも同じ「1001のバイオリン」と「1000のバイオリン」。
さてこの2つの違いとはいったい何なのでしょうか?
それは“バンド演奏”か“オーケストラ演奏”かの違いです。
原曲である「1000のバイオリン」がバンド演奏バージョンで、「1001のバイオリン」はオーケストラ演奏バージョンとなっています。
これは筆者の勝手な解釈ですが、オーケストラが入り、原曲に本物のバイオリンが入ったことでこの楽曲のタイトルが「1001のバイオリン」になったのではと思っています。
また「1000のバイオリン」は6thアルバムに収録されていますが「1001のバイオリン」は同じ6thアルバムには収録されていません。
「1001のバイオリン」が収録されているアルバムは「Singles 1990-1993」や「EAST WEST SIDE STORY」になります。
今もタイアップが続くTHE BLUE HEARTSの楽曲!
2000年代半ば頃から、THE BLUE HEARTSの楽曲を聴いて育った世代が社会の中核になったのか、CMでTHE BLUE HEARTSの曲を聴くことが増えている気がします。
最近では2010年に宮崎あおいがアパレルメーカーの“earth music&ecology”のCMでTHE BLUE HEARTSの曲を歌っていました。
今回取り上げている「1001のバイオリン」もこのCMの中で宮崎あおいが歌いました。
宮崎あおいが歌う「1001のバイオリン」CM動画はこちら
せっかく宮崎あおいが歌っていることをご紹介したので、そのCM動画も貼り付けておきました!
THE BLUE HEARTSの歌う雰囲気とは全く違いますが、宮崎あおいらしさの光るCMとなっているように思います。
先ほど“THE BLUE HEARTSの歌う雰囲気とは全く違いますが”とお伝えしたので、本家の歌唱動画もぜひチェックしてみてください。
20年以上前のパフォーマンスですが、色褪せないカッコよさがありますよ。
「リンダリンダ」もCMタイアップに
ちなみに宮崎あおいが出演する“earth music&ecology”のCMでは、「リンダリンダ」も歌われました。
このCMではとっても有名なサビ部分ではなく、冒頭部分を歌っています。
こちらも宮崎あおいらしいCMとなっていますよ。