『SAYONARAベイベー』とは?

【SAYONARAベイベー/加藤ミリヤ】○○の会話が入った歌詞に注目!PVはこちら♪歌詞考察あり!の画像

オリコンチャート「9位」のヒット曲♪

「SAYONARAベイベー」は2008年9月にリリースされた加藤ミリヤの13枚目のシングルです。

作詞・作曲は、加藤ミリヤ自身がMiliyah名義でおこなっています。

若い女性から圧倒的な人気を誇る”加藤ミリヤ”が、自身の体験を基に制作された辛く切ない楽曲となっています。

そして、現在でも多くの女性に支持されるこの曲は、根強い人気でいまやカラオケの定番ソングになりつつあります。

好きなのに好きになってはいけない恋。

そう思えば思うほど、深みにはまっていく。

そんな歌詞が印象的な「SAYONARAベイベー」を詳しくご紹介していきますね!

「加藤ミリヤ」とは?

曲をご紹介する前に、簡単に「加藤ミリヤ」のおさらいをしておきましょう。

「加藤ミリヤ」とは一体どのような人物なのでしょうか?

【SAYONARAベイベー/加藤ミリヤ】○○の会話が入った歌詞に注目!PVはこちら♪歌詞考察あり!の画像

女性の恋愛リーダー

加藤ミリヤは、2004年9月にリリースされた「Never let go/夜空」でメジャーデビューを果たしています。

当時は、高校1年生でしたが圧倒的な歌唱力を武器に、デビューシングルオリコンチャート15位を獲得しました。

翌年の10月にはファーストアルバム「Rose」をリリースすると、こちらもオリコン初登場2位という快挙を成し遂げました。

その後も数々のヒット曲を多く輩出しながら、歌手活動のみならずファッションモデルとしての活動も活発におこなってきました。

かつて”アムラー現象”を巻き起こした安室奈美恵を目標としていた加藤ミリヤ。

そんな彼女ですが、気付けば10代から20代の女性を中心に”ミリヤカット”なる髪型が流行るほどの”ミリヤブーム”を巻き起こしていたのです。

歌唱力やファッションもさることながら、加藤ミリヤの作り出すリアルな言葉や世界観が多くの女性の心に響いた結果ですね。

そして、幸せになることだけが恋愛じゃないということを教えてくれる彼女の楽曲は、恋愛バイブルのように、この先も多くの女性の心に届いていくことでしょう。

歌詞の一部を考察していきましょう♪

それでは実際に、切ないと話題の歌詞をご紹介していきましょう。

特に、恋人同士の台詞の掛け合いに注目して考察していきますので、一緒に考えてみて下さいね!

【SAYONARAベイベー/加藤ミリヤ】○○の会話が入った歌詞に注目!PVはこちら♪歌詞考察あり!の画像

あなたは運命の人・・・?

熱い視線に導かれ 恋に落ちた瞬間
運命だと感じた
私はきっとあなたに会うため生まれたんだ
本気でそう思ったのに

出典: SAYONARAベイベー/作詞:Miliyah 作曲:Miliyah

この物語の主人公である”私”が”あなた”と出会った時の心情から始まります。

人は恋に落ちると、好きになった人が最後の恋人であると信じて疑いませんよね。

そしてそれと同時に、運命の恋だと願いたい気持ちも心のどこかで感じてしまいます。

そんなストレートに女性の当時の恋心を綴っていますが、どこか不安を感じます。

”本気でそう思ったのに”という部分は、現在の気持ちであることがわかりますね。

一体、何があったというのでしょうか・・・。

本当に信じてもいいの?

「サヨナラ」『いや言わせない』
「嘘よ傍にいて」『君をずっと離さない』
「愛してる?」『ああ 愛してるよ』
「信じてもいいの?」『好きだよ こっちおいでよ』

出典: SAYONARAベイベー/作詞:Miliyah 作曲:Miliyah

「寂しい」『今忙しい』
「後で電話して」『必ず掛ける待ってて』
「お願い」『今夜行くから』
「やっと会えるのね」『僕も会いたい いつでも』

出典: SAYONARAベイベー/作詞:Miliyah 作曲:Miliyah

ここはサビの部分になります。

付き合い始めてから少し時間が経った現在。

愛し合っているはずの”あなた”のことを何も知らない”私”がそこにはいました。

不安になって聞いてみても、明確な応えは得られない。

そんな状態がますます不安を膨らませていきます。

もしかして、もう私を好きじゃないのかな?

もしかして、浮気されているのかな?

もしかして、私は元から2番目だったのかな・・・?

そんな不安な感情が押し寄せてくる中、”あなた”の気持ちを確かめるように駆け引きをしている台詞の歌詞になります。

どこか慎重にも感じられるように吐き出される言葉は、信じたいのに”あなた”が信じられない”私”の姿を想像してしまいますね。

そして”あなた”のどこか強かさを感じる台詞でもあります。

もう、無理だよ・・・