世間の言いたい放題の人に悪態をついています。

「勝手なこと言うなよ」とでも言いたいのでしょうか。

この歌詞TAKUYA∞の心の叫びのような気がします。

自身のプライベートに口出しされたことへの怒りかもしれません。

有名人ならではの苦悩が感じられる歌詞です。

「君」

Just break
正直 馬鹿みたいだ
ルールも 腑に落ちないな
もういや 何もいらなくなった

君がいなくなった日からすべてが

出典: スパルタ/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞

この歌詞に至って、ようやく言いたいことが判明します。

主人公は男性

想う女性を手に入れられず人生に虚しさを感じているようです

精神が壊れかけているのかも。

かなり投げやりになっています。

手に入らなかった女性は誰なのか?

女性の登場

UVERworld【スパルタ】歌詞を解釈!あなたにはTAKUYA∞のスパルタを受け止める情熱がある?の画像

ねぇレイラ

出典: スパルタ/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞

失った女性の名は「レイラ」のようです。

レイラといえばあの名曲「いとしのレイラ」

エリック・クラプトン率いるロックバンド「デレク・アンド・ザ・ドミノス」の1970年発表曲です。

ロック界のみならず幅広く親しまれている名曲

あの出だしのギターやサビのシャウトは、きっと多くの人が耳にしていることでしょう。

「いとしのレイラ」の成り立ち

「いとしのレイラ」は12世紀のペルシア文学の詩人、ニザーミー・ギャンジェヴィーによる『ライラとマジュヌーン』からインスパイアされた。
(中略)
物語は、父親に結婚を禁じられた月の王女と、彼女を絶望的に恋する若者マジュヌーンが気が狂ってしまうと言うもの

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/いとしのレイラ

<ライラ=レイラ>のことだそうです。

つまり「いとしのレイラ」は狂おしいほどの片思いの気持ちを歌にしたもの。

この歌はクラプトンの私情を乗せていると言われています。

次にその詳細をみていきましょう。

「いとしのレイラ」裏話

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エリック・クラプトンはビートルズの「ジョージ・ハリスン」と親交がありました。

しかし…。

親友ジョージ・ハリスンの妻パティ・ボイドに恋をしてしまい

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/いとしのレイラ

なんとクラプトンは親友の妻を好きになってしまったのです。

しかしそれもある意味仕方ないことかも。

というのもこのパティ・ボイドという女性、とにかくチャーミング

多くの男性をとりこにした小悪魔系女性だったのです。

クラプトンはこの横恋慕の気持ちを「いとしのレイラ」の曲に込めました。

つまり<レイラ=パティ・ボイド>なのです。

(レイラの魅力については後述します)

それにしてもTAKUYA∞氏はなぜ「レイラ」を歌詞に登場させたのでしょうか。

TAKUYA∞から「レイラ」への問いかけ