側にいてくれる人への想いが爆発する
君は感情的で 時には冷静沈着で
相棒は自慢な証明 いきたいないきたいな
もう一度だけ 呼吸を合わせて 合図を送るから
この僕の心を沸かせて沸かせてくれ
出典: アンビバレント/作詞:Eve 作曲:Eve
サビ部分に入ります。
歌詞に出てくる「相棒」はMVでは猫のような生き物として描かれています。
ここは、いつでも側にいてくれる人と一緒に歩んで行きたいという風に考えられます。
側にいてくれる存在がいなかったら、きっと前には進めないんでしょうね。
「相棒」という存在は主人公に勇気を与えてくれる存在なのでしょう。
抑えていた感情を解き放る手助けをしてくれ!という「相棒」に対するメッセージが込められているような気がします。
感情を出せない自分に嫌気がさす
その声を振り絞れないでいるのなら
胸にそっと手をかざして話してみるの
子供の頃は世界の主人公的な
存在だと思ってたんだ
恥ずかしくなってきた また目を背けるの
出典: アンビバレント/作詞:Eve 作曲:Eve
怖いものがなかった子供時代を、懐かしんでいる主人公がいます。
しかしそんな子供時代さえも恥ずかしくて見つめることができません。
そしてまた感情を解き放てずに、内側に隠してしまいそうになる自分が嫌になっているようです。
守りたいものがどんどん増えてきて この気持ちはなんだ
本当の自分に気づかせて魅させて
出典: アンビバレント/作詞:Eve 作曲:Eve
大人になるにつれて、傷つけたくない存在や忘れたくない思い出が積み重なってきます。
そんな風に増えてゆくものに対して主人公は疑問を覚えているようです。
感情をしまい込んでしまうのは、傷つけられることを怖れるものがどんどん増えていくからなのかもしれません。
でも自分の中に眠る熱い想いは、決して消えないはずです。
ポジティブな感情が溢れ出す
君は臆病な少年 時には自己中心的で
それでも未来の向く方へ いきたいといきたいと
強く願う君のその目には
もう迷いはないから
熱く燃える炎が心に灯るから
出典: アンビバレント/作詞:Eve 作曲:Eve
2番のサビ部分です。
ここでようやく、主人公の少年の中に熱い感情がほとばしっていることが明るみに出ます。
ストレートな歌詞なので、意味は歌詞を読んでいただければ分かると思います。
きっと前に進む勇気が湧いてきたのでしょう。
熱い感情をようやく解き放ち、未来へと向かってゆくというポジティブな感情が感じられます。
仲間の素晴らしさをストレートに表現
ずっと独りだったんだ
声を荒げた少年 もう何も寂しくはないさ
今度は僕の番だから もう一度
諦めないで 呼吸を合わせて 合図を送るから
選ぶんだ君の 未来を
出典: アンビバレント/作詞:Eve 作曲:Eve
少年を変えたのはおそらく「相棒」という存在でしょう。
今までは1人で勇気がなかったけど、相棒がいたからこそ前に進む勇気が持てた。
そして少年は、今度は「相棒」へと恩返しをしたいという気持ちさえ生まれたのです。
未来に向かって一緒にいてくれる仲間の素晴らしさを教えてくれているようです。
仲間との素敵な関係とは?
もう一度サビの繰り返しがあり、曲が終わります。
大切な仲間のことを「自慢な証明」という表現が、いかにも男の言い方という感じでかっこいいですね。
あうんの呼吸で通じるような関係。
きっと素敵な仲間なのでしょうね。