流星コーリングプロジェクトのオープニング曲!
前奏なしでいきなり始まる歌にハッとし、そのままひきこまれていく1曲です。
これはWEAVERの流星コーリングプロジェクトという企画の中でつくられた曲だということを知っていますか?
物語のオープニングテーマのような、ストーリー性のある歌詞。
そしてさわやかなアップテンポの中にも切なさが光るメロディ。
実は流星コーリングプロジェクトを知ることで、この曲をもっと楽しむことができるんです!
流星コーリングプロジェクトとは?
流星コーリングプロジェクトは、WEAVERによる音楽と小説のコラボレーションです。
WEB上で連載する小説。小説に連動した音楽。
表現方法の違う二つの作品を、4回に分けて配信していくプロジェクトです。
小説の物語を知ったうえで音楽を聴けば世界観が広がる。
音楽を聴きながら小説を読めばさらに感情が揺さぶられる。
そんな物語と音楽の相乗効果を楽しむことのできる企画といえるでしょう。
流星コーリングプロジェクトの公式サイトは、満点の星空を思わせる幻想的なデザインになっています。
WEAVER 流星コーリング
小説家であるメンバーが作詞!
WEAVERのドラム担当である河邉徹さんは、WEAVERのほとんどの曲の作詞を手がけています。
河邉さんは実は作詞だけでなく、小説も書ける文才の持ち主。
流星コーリングプロジェクトの曲の歌詞と小説も、もちろん河邉さんが担当しています。
小説「流星コーリング」は広島県に住む4人の高校生の青春を描いた作品。
主人公のりょう、りょうの彼女である詩織、友人の洋介と真希が主な登場人物です。
「最後の夜と流星」はりょうの目線から物語の世界観を唄った曲だと考えられます。
タイトルの「最後の夜」ってどういう意味?
まずはWEAVERの「最後の夜と流星」というタイトルに迫っていきます。
小説「流星コーリング」の設定を知ることで、このタイトルを解釈することができるのです。
流星コーリングの設定にヒントが?
最後の夜、と聞くと何を想像するでしょうか。
誰かに会える最後の夜なのか、それとも世界が終わる最後の夜なのか。
小説「流星コーリング」の世界観を考えるとこれは主人公のりょうにとっての最後の今日ではないでしょうか。
りょうは人工流星という、人工的に打ち上げる流星を見に行きます。
しかしその翌日、りょうは昨日見たはずの人工流星についてのニュースを目にします。
りょうは「明日」に進むことができなくなっていたのです。
明日が来なくなったりょうは、何度も「今日」をくりかえすことになります。
タイトルにある「最後の夜」とは、りょうにとって何度もくりかえす今日の夜、と考えられそうです。
リリックビデオも幻想的!
音楽だけでなく、歌詞も大切な要素となっている「最後の夜と流星」。
ミュージックビデオは、映像の中に歌詞が浮かび上がる幻想的なものになっています。
歌詞や流星はCGのようにも見えますが、このミュージックビデオにCGは使われていません。
光をうまく使うことで、実際の空間に歌詞や流星を降らせているのです。
歌詞と一緒に曲を聴くことで、より音楽の世界観にひたることができそうです。