Walk away, walk away
過ぎゆく季節に 離れてく2人
幼過ぎた You and me そう
そんな気持ちに気付かないふりしてた
出典: Can’t Say Goodbye/作詞:Masaya Wada 作曲:Ava1anche,Adrian McKinnon
初期の幸せな頃は過ぎて、いつしか2人の間には距離が。
季節がめぐるごとにその差はどんどん開いていきます。
でも本当は一緒にいたい。
主人公はそう思っていました。
子供だった2人は意地を張って本当の気持ちをいえずにいます。
別れたくなんかないのに、強がって。
どちらかが折れて「一緒にいたい」と言えばもしかしたら別れは訪れなかったのかもしれません。
でももうあとの祭り。
失ったものを取り返すことはできないのです。
今は後悔だけ
最悪のサイクル
Like a broken record
バカな自分を悔やむだけ
Wish I could turn back time
戻れるならば 今すぐ戻りたい
出典: Can’t Say Goodbye/作詞:Masaya Wada 作曲:Ava1anche,Adrian McKinnon
意地を張り合ってしまった2人は負のスパイラルに陥ってしまいます。
素直になればいいのに本音をいえなくて。
「あの時、ちゃんと一緒にいたいって言えば良かった。」
まるで壊れたレコードのように同じことをグルグルと考えてしまいます。
消えない後悔。
もし時間を巻き戻せるならそうしたい。
でも当たり前ですがそんなことはできません。
主人公の心は後悔で満たされています。
もうどうしようもないことに痛みを感じずにはいられなくて。
悔やんでも悔やんでも、気持ちは収まりません。
今になって分かる大切さ
I can't say goodbye
離さなければよかった
どうしても君じゃなきゃダメなんだ
I can't even lie
さよならをUndoできたなら
もう一度 あの夏を
No, I can't say goodbye
出典: Can’t Say Goodbye/作詞:Masaya Wada 作曲:Ava1anche,Adrian McKinnon
人は失って初めてその大切さが分かるといいます。
主人公は正にその通りで、彼女がいなくなってようやく理解できるのです。
どれだけ大きな存在だったのか。
そして愛おしい存在だったのかを。
失恋を癒すには新しい恋といいますから、もしかしたら主人公も他の女性と付き合ってみたのかもしれません。
でも他の人ではどうもしっくりこなかったのでしょう。
自分はどうしても彼女じゃなければダメなんだ。
今更になってそのことに気がつきます。
どうしてたやすく彼女の手を離してしまったのか。
せっかく出会えた運命の人を手離してしまったダメージの大きさに、押しつぶされそうになっています。
でももう彼女は2度と、戻ってきません。
どんなに後悔しようとも。
やっと分かったのに
本当に欲しいものは
(Baby I, baby I learned my lesson)
形なんてなくて 燃えるような情熱を
Just one more time...
出典: Can’t Say Goodbye/作詞:Masaya Wada 作曲:Ava1anche,Adrian McKinnon
本当に大切なものは目に見えません。
主人公が欲しかったものは「彼女の愛」。
もう1度、もう1度だけでいいからと祈るような気持ちでいますが…。
その願いが叶えられることは、あるのでしょうか。
失恋は辛く悲しいもの。
それが運命の人であればなおさらです。
子供だった当時の主人公。
その心の傷は計り知れません。
後悔しない恋愛を!
大切さを噛みしめる
主人公と同じような理由で後悔し続けている人、いるのではないでしょうか?
まず反省ポイントは「彼女の大切さを分かっていなかったこと」。
世の中女の人はたくさんいますが、もちろんみんながみんな相性が良い訳ではありません。
今の彼女がダメなら次に行けばいいや!
そんな気持ちでいると後々後悔することになってしまうのです。
付き合い初めの頃は楽しくて、別れなど考えることもないでしょう。
ですがある程度時間が経つとマンネリ化してきて若干の飽きがきてしまうことがあります。
そこを乗り切れるかどうかは、2人の愛の深さにかかっているのです。
それで別れてしまうのなら、そこまでだったということ。
本当の意味でのご縁がなかったのかもしれません。
でも別れてから大切さに気がついてももう遅いのです。
ですから付き合っている間にしっかりと、彼女の存在の大きさを認識しておく必要があります。
「もし突然いなくなってしまったら?」
とシミュレーションしてみましょう。
その時自分がどう感じるのか、考えてみると大切さに気がつけます。
本当に大事な存在だということが分かったら、今一緒にいる幸せを噛みしめましょう。