「WILD」は35枚目のシングル曲
「WILD」は2009年に唯一発売されたシングル曲です。
「WILD / Dr.」(ワイルド/ドクター)は、安室奈美恵の単独名義では35作目のシングル。CD+DVD、CDの2形態で2009年3月18日発売。発売元はavex trax。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/WILD/Dr.
あの有名飲料CMで使われた曲
「WILD」は、2009年に「コカ・コーラゼロ」のCM曲に抜擢されました。
そのCMでは本人が出演し、クールなサウンドに乗せたキレのあるダンスを披露しています。
安室奈美恵さんはライブでも妥協しないパフォーマンスと全力で会場を駆け巡る姿が印象的。
歌やダンスに一切妥協を許さず、自分が納得できるまで追求する姿勢には本当に頭が下がります。
そんなストイックな姿勢がたっぷり詰め込まれているこのわずか15秒のCM。
そしてこのCMやライブで見せるチャーミングな笑顔とのギャップもファンにはたまりません。
惜しくも2018年9月16日に引退した安室奈美恵さん。
そんな彼女が全力で表現してきた楽曲たち。
その1ページとして「WILD」という曲も大切なメッセージのように感じます。
「WILD」にはどんな意味がある?
ワイルドな人と聞くとこんなイメージではないでしょうか?
男らしくリーダー気質な人。
いざというときに守ってくれそうな人。
ひげが似合う人。
どちらかというとワイルド=男性の方がしっくりくる気がします。
あとは、大型アメリカンバイクに乗っている人。
バーに行くとストレートのウイスキーしか飲まない人。
格闘技をやっている人。
これらもワイルドの代表格ではないでしょうか?
ワイルドは一般的に、「野性的」や「荒々しい」という意味があるといわれています。
動物だとライオンやチーターなどの肉食動物がイメージしやすいと思います。
獲物を見つけたら一心不乱に大地を駆け抜ける。
狙った獲物は逃さない。
体が求めるがままにターゲットを仕留めようとこの曲では表現されています。
本能のまま動く
肉食動物の話をしましたが、実はこんな話があります。
「ライオンはメスの方が獲物を狩る能力が高い」
ちょっと意外な気がしませんか?
またミツバチの場合は働きバチも全てメス。
オスは子孫を残すときだけしか必要とされないといわれています。
カマキリに至ってはオスはメスに食べられてしまいます。
つまり自然界を見ても女性が生きていくために必死に奮闘している。
まさに子孫を残すために「本能で生きている」といえます。
歌詞の意味を徹底解釈
さっそく歌詞の中身を覗いていきましょう。
Work the middle like I do
出典: WILD/作詞: michico 作曲: T.Kura,michico
和訳すると「私のように体を動かして!」という意味です。
ここでいう体とは腰や上半身のことを言っている気がします。
例えばノリのいい音楽がかかったとき。
頭で考えるよりも体が勝手に動いてしまうときってありませんか?
手足よりも体の奥から突き動かされるような気持ちいい感覚。
本能的に体が求めているがままにこの身をゆだねてみよう。
そんな歌詞から曲はスタートしていきます。