MYTH & ROIDとは?
まず、MYTH & ROIDという名前をはじめて聞いたという方のために、彼らがどのようなユニットなのかについて紹介します。
Tom-H@ckを中心とするユニット
「MYTH & ROID」(ミスアンドロイド)は、Tom-H@ckを中心に結成されたユニット。
MYTH & ROIDは研ぎ澄まされたクリエイティブなサウンドが魅力です。
次世代的でミステリアスな雰囲気があるユニット名なので、どのような意味があるのか気になる方も多いでしょう。
このユニット名は、神話を意味する「myth」と未来をイメージさせる「android」を組み合わせた造語です。
彼らは、2015年7月にアニメ『オーバーロード』のエンディングテーマに使われたシングル『L.L.L』でメジャーデビューを果たします。
その後もアニメとのタイアップソングを数多く手がけるなど着実に人気を高め、2017年4月にファン待望の1stアルバム『eYe's』をリリース。
今後のさらなる活躍に注目が集まる見逃せないユニットです。
メンバーを紹介
Tom-H@ck - プロデューサー、ギター
hotaru - 作詞家、コンセプトメイキング
KIHOW - ボーカリスト
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/MYTH_%26_ROID
元メンバーとして、ボーカルを担当していたMayuがいます。彼女は2017年11月にMYTH & ROIDを卒業しました。
『HYDRA』について
次に、彼らの新境地を切り拓いた曲である『HYDRA』の概要について紹介します。
KIHOW加入後初のシングル
『HYDRA』は2018年2月7日に発売されたボーカルのKIHOW加入後初のシングルです。KIHOWはアルバム『eYe's』にも参加しています。
しかし、その後はリリースがありませんでしたので、2代目ボーカリストとなってからはじめてのシングルとなりました。
今までのMYTH & ROIDのイメージにはなかったバラードだったこともあり、新しいボーカルとしての確かな存在感を示す楽曲に仕上がっています。
炎上覚悟でリリース?
Tom-H@ckはこのシングルのリリースが決まった際に、「炎上商法で売りましょう」とレーベルに提案したそうです。
ジャケットもよく見るととてもアーティスティックで刺激的ですよね。
これはロープアーティストのHajime Kinokoに亀甲縛りの6人の女性を吊るしてもらうという大胆な方法で作られています。
このような激しいジャケットは、メジャーシーンではあまり見ることがありません。
『HYDRA』はこれまでのMYTH & ROIDの楽曲とはイメージの違うバラードです。
また、ボーカルが変わったことなどを含めて転換期であると考えたとTom-H@ckは語っています。
炎上しても構わないという意気込みで作った結果、音楽関係者をはじめアニメのファンやリスナーからも評判が良く、商業的にも成功を納めました。
この曲の後には、MYTH & ROIDらしいハードな楽曲のリリースを行い、さらに活動の土台を固めることを目指すようです。
Tom-H@ck恐るべしですね。まさにすべてが狙い通りなのでしょう。
アニメ『オーバーロードⅡ』エンディングテーマ
『HYDRA』は、アニメ『オーバーロードⅡ』のエンディングテーマに使われたことで話題を集めました。
このアニメは仮想現実体感型オンラインゲームの世界に転移してしまった主人公が、死の支配者として活躍する物語です。
強すぎる無双状態の主人公による爽快感溢れる活躍は、大きな人気を集めました。
2015年に第一期が放送され、2018年1月から第二期がスタート。『HYDRA』に興味を持った方は、このアニメもチェックしましょう。