少しだけ monologue
wiz American hot dog
this is the protocol
I want to know it
you can not go home yet.

出典: Party Starters/作詞:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino,Sho Sakurai 作曲:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino

ここから櫻井くん作詞のラップ部分です。

(和訳文)

すこしだけ言わせてもらうね
アメリカンホットドッグを食べながら

これは手順みたいなもの
僕はそれが知りたいんだ
まだ家には帰さないからね

出典: Party Starters/作詞:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino,Sho Sakurai 作曲:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino

「プロトコル」という単語は「決められた手順」という意味で、少し堅い雰囲気もありますね。

手順と訳してしまうとわかりにくいようにも思えるこの単語ですが…。

彼らの中では、これをやる、あれをやるなど、いろいろなことが頭の中にあったのではないかと考えました。

やろうと思っていることを、やり残さずに全部やって活動休止にするのだ、という思い。

それがプロトコルという単語に込められた意味なのではないでしょうか。

あふれる思いの止められなさを表現

We can control
We'll look back and want more
comfortable uncomfortable
It doesn't matter もう uncontrollable

出典: Party Starters/作詞:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino,Sho Sakurai 作曲:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino

そしてラップは高まる気持ちを表現するように続いていきます。

(和訳文)

僕らはコントロールできてる
これまでの道を振り返るし、
もっとやりたいことがある
気持ちいい?そうでもない?
もうどうだっていい、
もうコントロールできない!

出典: Party Starters/作詞:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino,Sho Sakurai 作曲:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino

2行目の歌詞の活動の歴史を振り返りつつも、もっとやりたいことがあるというニュアンスですね。

最後は楽しんで、はちゃめちゃなお祭り騒ぎをして終わりたいという気持ちもあったはずです。

4行目の「uncontrollable」に感じられる意気込みも素敵。

ラストだし、心にブレーキをかけずにとことん楽しもう、という櫻井くんの遊び心と強い意志を感じます。

ラストをとことん楽しむ強い意志

この時間がかけがえのない思い出に

Everyone havin' fun
Bouncin' down in the Six Four
その笑顔は きっと
Someday かけがえない Sceneに
Feel the beat of the drums
Clap ya hands it you feel me
Do you feel me 感じて… さぁ!

出典: Party Starters/作詞:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino,Sho Sakurai 作曲:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino

1番がすべて英語詞だったのですが、2番ではところどころ、日本語が混じります。

(和訳文)
みんな楽しんでる
シボレーに乗って大音量で音楽を楽しみながら
その笑顔はきっと
いつかかけがえのない思い出になる
ドラムのビートを感じようよ
手を叩いて 
僕を感じたなら
感じてる?感じて…さあ!

出典: Party Starters/作詞:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino,Sho Sakurai 作曲:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino

プロデューサーがアメリカ人なので、古き良きアメリカらしさをニュアンスで出しているのでしょう。

the Six Four (1964年のシボレー・インパラのこと)というところにそれを感じます。

昔のアメリカの若者が、シボレーで音量をガンガン上げながら音楽を楽しんでいるのが想像できます。

その時代の雰囲気を歌詞に投影させているのではないでしょうか。

このパラグラフの中で1番伝えたかったのは、おそらく和訳文の4行目ではないかと思われます。

活動休止前の時期が、メンバーにとってもファンにとっても最高の思い出になるはずという信念が感じられます。

We're party starters We're party starters
We got those good vibes We're going all night
ねぇ、このまま 一緒にTurn up
やがてTime flies by だから今は
All night long

出典: Party Starters/作詞:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino,Sho Sakurai 作曲:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino

そしてサビが明るく繰り返されます。

(和訳文) パーティーを始めるんだ!
パーティーを始めるんだ!
いい感じのノリだ、
一晩中騒ごう
ねえこのまま 
一緒にめちゃくちゃ盛り上がろう
やがて時は過ぎてしまう
だから今は 一晩中

出典: Party Starters/作詞:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino,Sho Sakurai 作曲:Sam Hollander,Grant Micheals,Funk Uchino

ノリノリでパーティーを始めようとしている明るさが感じられるこのサビ部分。

4、5行目にだけは、一抹のさみしさがにじみ出ています。

パーティーの終わりと、活動の終わりをかけている気もするこの箇所。

パーティーと同じように、時が経てば、もちろんとしての活動も休止期間に入ることはわかっている。

わかっているけど今はそんなこと考えずに、ただ今を楽しみたいという気持ちの表れに思えます。