苦悩と混乱を感じさせる歌詞が続きます。
「自分」と「もう一人の自分」が戦っていて、苦しさが溢れているようです。
「鍵のかかった部屋」の主人公榎本は表の顔は探偵役ですが、それだけでない裏の顔ものぞくミステリアスな役なので、テーマである「もう一人の自分との対峙」というのはまさに彼のことでもあり、ドラマの主題歌にもぴったりだと思います。
しかし、自分の中に生まれた気持ちと向き合うのは誰にでもある普遍的なことです。
それは苦しさをともなう事もあると思います。だからこそ多くの人の心に届く歌となっているのではないでしょうか。
次のドアのその先へ
治らない傷跡に、雨が降り注げば、
目覚めてゆくその記憶 次のドアのその先へと記憶をたどる
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-120509-107
「治らない傷跡」というするどい鋭い言葉からは今も消えない傷ついた心が感じられますが、後半では「次のドアへ」という歌詞が繰り返し出てくることで、悩みながらも前に進もうという意思の強さが感じられます。
さいごに
「Face Down」のテーマや歌詞からは、誰もが自分自身と葛藤し、傷つき悩むこともあるけれど、少しずつでも前に進んで行こうという印象を受けました。
明るいキャラクターや曲も多く、たくさんの人に人気の嵐ですが、このような誰しもが抱えてしまう悩みや葛藤を歌うことで更に魅力や歌の幅が増しますね。
「Face Down」はドラマ「鍵のかかった部屋」にもぴったりのクールでミステリアスな曲です。
かっこいい嵐をもっと知りたい方、ぜひ聞いてみてくださいね。
無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!
今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね