マカロニえんぴつ【夏恋センセイション】歌詞の意味を解釈！2人きりがいい理由とは？ひと夏の恋を紐解く！

ここまで、君は主人公に好意のある素振りを見せているように思えていました。

夏祭りは2人きりがいいと言ったり、林檎飴の残りを渡して間接キスを匂わせたり。

しかし、君の目の奥は笑っていなかったのです。

この表現から君は主人公に本気で好意を寄せているわけではないことが考えられます。

つまり今までの行為はただのお遊び。

育ちの良さそうな話し方をしておいて、実は遊び慣れているのかもしれません。

主人公は手のひらの上で転がされていたのです。

このセリフはどちらのものともとれますが、今回は主人公のセリフと解釈します。

なぜなら、君のこれまでの行動を見ると、主人公の後押しをすることはあっても決め手を打つことはしていないから。

OKサインだけ出しておいて、そのあとは主人公の出方を見ているのです。

君からサインを出され続けた結果、主人公がこの言葉を発したのだと思われます。

これは花火大会の後の会話。

きっと夜も更けた頃でしょうから、このまま朝まで一緒に居たいという意味なのでしょう。

大人な関係へと踏み出す二人。

本気の恋愛に発展する可能性は低いと思われますが、これもひと夏の恋と呼べるものなのかもしれません。

「夏恋センセイション」は、男女の駆け引きを描いたサマーチューンでした。

女性側のアシストを受けなければ進めない主人公の奥手具合がとてもリアルに描写されています。

夏に期待するもなかなかうまく進めることが出来ない奥手な主人公。

そして、男性のアシストをしつつ余裕で構える小悪魔な女性。

2人のような駆け引きは現実でもあらゆるところで繰り広げられているものなのかもしれません。

色鮮やかな曲調の中で描かれたリアルに、なんだか心がざわつく1曲です。

「夏恋センセイション」を聴き、"マカえん"ことマカロニえんぴつの魅力に痺れた人も多いのではないでしょうか。

マカえんの曲には多くの人が共感し、人気を集めてきました。

特にボーカルのはっとりさんが紡ぐ歌詞には思わず「あるある」と頷いてしまうような物語が込められています。

そこで、おすすめの曲を2曲ご紹介。

また、「夏恋センセイション」が好きな方におすすめしたい他アーティストの曲も1曲だけ紹介させてください。

とても切ない恋物語を見ることが出来る「恋人ごっこ」。

まだ手放したくないのに離れていく恋を、リアルな心情と共に描いた1曲です。

「恋人ごっこ」という重いテーマを掲げていますが、それでいて軽く聴きやすい曲調が特徴的です。

こちらはポップでキャッチ―な1曲。

「洗濯機と君とラヂオ」という不思議なタイトルですが、曲中でその意味が明かされていきます。

恋をしているときは真剣で、自分に合う人はこの人しかいないと思い込んでいる。

しかし少し離れてしまえば、すべて忘れて生きていくことが出来る。

そんな脆くも感じられる恋愛に対しての見方が描かれています。

ぜひこちらもチェックしてみてください。