誰も泣かせないで 帰れ 満たす心に もう何もかも超えて
出典: WORLD END/作詞:KOHSHI ASAKAWA 作曲:TAKESHI ASAKAWA
今までの世界は、涙と悲しみに包まれた世界でした。
しかしその世界は今、終わろうとしています。
全てを超えた先にあるのは、新しい世界の誕生なのです。
今度は誰も泣かさない、優しい世界になることでしょう。
そこに暮らす人々もまた、自分の居場所に立ち帰っていきます。
世界の始まり
あの日見た空を 願いの先へ 届かせるように
世界の始まり 創造の朝に 僕ら真っ白い 今 風になる
出典: WORLD END/作詞:KOHSHI ASAKAWA 作曲:TAKESHI ASAKAWA
世界が終わった時、新たな世界が始まろうとしている。
夜明けを思わせるフレーズですね!
朝の訪れと共に、新たな世界が創造される。
とても神秘的です。
そして、生まれたばかりの世界は真っ白。
それは「僕ら」も同じなのでしょう。
思えば最初に登場した「光」は、「新たな世界への希望」なのかもしれません。
「僕ら」は「光」を世界に届ける風となるのです。
「WORLD END」は「COLORS」の続編
「WORLD END」の歌詞は、同じく『コードギアス』のOPとなった「COLORS」の続編として作られたとされています。
「COLORS」は、「世界さえ変える程の力を授けられた」ことを歌う歌詞です。
「力」とは、『コードギアス』でいうところのギアスのことでしょう。
その力を使い、今の間違った世界を終わらせるのが「WORLD END」なのかもしれません。
「COLORS」は力を与えられて一歩を踏み出す曲。
「WORLD END」は踏み出した後の結末、ということなのでしょう。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』で、ルルーシュが成し遂げたことを歌っているのでしょうね。
二つの歌詞を聞き比べてみると面白いかもしれません。
終わりだけではない、世界の始まりを歌った曲!
「WORLD END」の歌詞について解説しました。
意味は「世界の終わり」ですが、その先の未来を祝福する壮大な曲です。
そこには家族を不幸にした母国が支配する世界を、命をもって変えたルルーシュの姿がありました。
最後ルルーシュは世界中の憎しみを集め、親友のスザクが扮する「ゼロ」によって刺殺されます。
自分が死ぬことで世界を救う…、それが彼の計画でした。
ルルーシュは死ぬことによって歌詞でいう「風」となり、「光」を世界にもたらしたのかもしれません。
「COLORS」とも繋がりがあるので、是非聴き比べることをオススメします!
FLOW「COLORS」の仮タイトルは〇〇だった!?人気アニメ主題歌のPVと歌詞の意味を徹底解釈! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
人気アニメOPで、後に同作品のゲーム主題歌にもなったFLOWの「COLORS」。実はこの曲の仮タイトル、”あの人物名”だったんです。それを踏まえてPVや歌詞を見ると、納得かも?!気になるトコロをまとめてご紹介します!
「WORLD END」の前作と呼べる、「COLORS」についてはコチラの記事で見られます。
こちらの歌詞と比べながら見ることで、互いの繋がりがより深く感じられるでしょう。
アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』についても解説されていますよ。
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