BiSH【beautifulさ】歌詞の意味を解説！頭の中で殺したものは何？グレーな日々との決別に迫る

1番の冒頭では、日々に絶望していた主人公が描かれていました。

しかし今では希望を見つけて、前へ進もうとするようになっているようです。

主人公の世界に、目立って大きな変化が訪れたわけではないと思います。

外的な要因によって、環境が変わったわけではない。

主人公は内側から自分の周りを変えていったのです。

今までの自分が嫌いで、焦りを感じていた主人公。

その環境から飛び出したのは、彼自身でしょう。

今まではネガティブだった気持ちを前向きに変えることで、環境も自ずと変わっていったのです。

そのことで、今まではどうしようもないと思っていた自分の人生の美しさに気づけた。

そんな様子が思い浮かびます。

家を飛び出して、外を彷徨っていた主人公が見つけた希望というのは何なのでしょうか。

これをBiSHのメンバーで例えるならば、それはBiSHという存在であるといえるでしょう。

BiSHになる前の彼女たちは、ただ普通に生きる女の子でした。

恐らく、ここで描かれているように少し内省的な少女だったのではないでしょうか。

そんな中で偶然出会ったアイドルという仕事。

自分自身が嫌で家を飛び出した彼女たちは、偶然その希望の光を手にしました。

しかし、その出来事が勝手に彼女たちを変えていったわけではないでしょう。

「変わりたい」という気持ちが彼女たち自身にあったことで、そういったものを引き寄せた。

そう考えるのが妥当ではないでしょうか。

彼女たちは自問自答を積み重ねた結果、前へ進む決断をすることができた。

BiSHの楽曲には、BiSHとしての自分たちと重ね合わせた歌詞表現がされているものが多くあります。

この楽曲もその1つであると考えることができるのではないでしょうか。

「beautifulさ」は、BiSHになるまでの彼女たちのリアルが描かれた1曲でした。

今回の記事ではBiSHの「beautifulさ」の歌詞の意味を考察してきました。

その楽曲に込められていたのは、彼女たちなりの人生の進み方。

リンリンによって書かれたというこの歌詞には、彼女たちなりのリアルが詰まっているのでしょう。

BiSHというグループにかける熱い想いが伝わってくる楽曲でした。

今回の記事を気に入っていただけた方には、下記の記事もおすすめとなっています。

是非、ご覧になってみてください。