「サウスポー」は左投げのピッチャーのことですが、英語で書くと"southpaw"となります。

"south"は南、"paw"は動物の前足のことを意味します。

左投げなのに「南」という呼び名なのは変ですよね。

しかしこれにはきちんと理由があるのです。

今ではナイター設備があり、平日のプロ野球は夜に試合を行うのが一般的です。

しかし、ナイター設備のなかった時代、野球の試合を行うのは昼間、午後でした。

その時に太陽が観客の真正面にあると観戦の妨げになってしまいます。

そのため、昔の球場はバッターからピッチャーを見る方向が東北東になるように設計されていました。

そうすると左投げのピッチャーの腕は南の方角になります。

一般的にこれが「サウスポー」という言葉の語源と言われています。

「サウスポー」という言葉は今ではボクシングやサッカーなど、いろいろなスポーツで左利きのこと指します。

でも元々の語源は野球なのですね。

以上、豆知識でした。

最後に

【ピンク・レディー/サウスポー】歌詞の意味を徹底解釈!背番号1のすごい奴は国民栄誉賞受賞のあの人!の画像

ピンク・レディーの「サウスポー」について、いろいろな角度からご紹介しました。

当時のプロ野球が元ネタということで、若い方はお父さんお母さんに聞いてみるといいかもしれません。

ピンク・レディーは歌謡曲から出てきたグループです。

しかし、その曲は今のJ-POPに通じるキャッチーさや突き抜けたセンスを持っていると思います。

興味のある方は是非、他の記事も読んでみてください。

昭和アイドルの代表的存在であるピンク・レディーの名曲「ペッパー警部」。 その謎めいた歌詞の世界観と、「邪魔をしないで」と歌われている謎の人物「ペッパー警部」が一体誰なのか考察してみました!

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね