デスクって何を基準に選べばいいの?

デスク選びってなんでもいいようで実は意外と重要なんですよね。


購入してから「あーやっぱりあのデスクにしとけば良かったなぁ」なんて思いたくありませんよね?


でも何を基準にどうやって選べばいいのかさっぱり…という人は多いと思います。


なぜなら自分もそうでしたから!


でも大丈夫、今回はいろんな宅録スタイルを考慮したデスクの選び方とおすすめデスクをご紹介していきます。

デスクに何を置くかで大きさが決まる

宅録・DTMに最適なおすすめデスク4選の画像

まずは宅録に必要な機材の大きさや配置をイメージする

まずは宅録に必要な機材をおさらいしましょう。


1.パソコン


2.オーディオインターフェース


3.マイク


4.マイクスタンド:立って歌う場合はデスクに置く必要がありませんが座って歌う場合は卓上スタンドが必要になります。


5.リフレクションフィルター:マイクを囲んで外のノイズが入らないようにするためのもので、座って歌う場合はデスクに置かなければいけないので奥行きのあるデスクが良いです。


6.マイクケーブル


7.スピーカー(ヘッドホンかイヤホンでもOK):ヘッドホンかイヤホンを使う場合は必要ありませんがスピーカーをどこに置くかというのは一番迷うと思います。


必要最低限のものはこれくらいになります。


どんな配置でも奥行きは70cm必要です。


場合によってはさらにMIDIキーボードやディスプレイをもう一つ足してデュアルディスプレイにするなど、けっこうたくさん物を置かなければなりません。


MIDIキーボードを置く場合は奥行き80cmがおすすめです。


今使っている機材やこれから買う予定の機材の大きさ+操作性を考えた配置に必要なスペース=デスクのサイズ、ということになります。

デュアルディスプレイにする場合としない場合

デュアルディスプレイのいい点は何といっても操作性がいいこと。


自分で宅録からミックスまでする人におすすめです。


24インチのディスプレイを横に並べるとそれだけで100cmは必要です。


左右にスピーカーを置くならさらに横幅が必要です。


ディスプレイは一つでいい、という場合は120~140cmで十分足りるでしょう。

立って歌う場合と座って歌う場合

マイクで録音する場合、ノイズが入らないようにマイクスタンドを使うのが一般的です。


立って歌う場合はスタンド式を使うのでデスクに置く必要はありません。


座って歌う場合は卓上スタンドを使用するのでデスクに十分なスペースが必要になります。

モニタースピーカーの置き方を考慮する

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デスクの上に直に置くのはNG?

デスクにスピーカーを直置きしてしまうと、スピーカーから音が出るたびデスクが振動してしまいます。


これではノイズが混じってしまい音が劣化してしまいます。


また、床からの振動もスピーカーに伝わってしまい、スピーカーのとってもよくありません。


スピーカーを設置するときはスピーカースタンドかインシュレーターという振動を吸収してくれるアイテムを使いましょう。

スピーカースタンドを使う場合

スピーカースタンドを使えばデスクは120cmぐらいの小ささでも大丈夫ですし、インシュレーターよりも振動を抑えてくれるのでスタジオでもよく使われています。


しかし地震が起こった際にスピーカーがこけないようにするために色々工夫しなければならないのでそれが面倒な人はインシュレーターをおすすめします。

インシュレーターを使う場合

振動の吸収性はスタンドには劣りますが色々なグレードのものが売っていますし、音はそこまで変わりはありません。


左右に一つずつスピーカーを置く必要があるのでデスクのサイズは160cm程必要になります。

一番大事なのは安定性

リーズナブルなデスクもありますが値段の違いは安定性に出てきます。


作業中にガタガタと揺れてしまっては困りますし、大事な機材を置くのですから丈夫なデスクがいいですよね。


何を見れば安定性がわかるのでしょうか?