「TASCAM SONAR X3」とは
国内シェアトップクラスの人気DAWソフト
SONAR X3はDAWソフト(パソコン上で作曲・編集ができるソフト)として日本国内でトップクラスの人気を誇るソフトウェアです。
Windows専用でありながら、そのシェア率は1位のCubaseに迫るものとなっています。
その高いシェア率の大きな理由として挙げられるのが、特に初心者から人気のDAWソフトだという点です。
ソフトに付属している音源やプラグインが非常に充実していて、SONAR X3を購入するだけで一通りの必要なソフトが揃うようになっています。
買ったその日から本格的な創作に取り組めるのが、一からDTMを始める初心者に人気のポイントだと言えるでしょう。
使用者が多いことで疑問点を調べたら多くの情報が出てくるのも初心者に優しい点です。
TASCAM SONAR X3のインストール方法
パッケージ内容
SONAR X3のパッケージ版を購入すると、そのパッケージ内にはインストールを行うためのディスクや付属音源・プラグインなどのシリアルナンバーが書かれたカードが入っています。まずはそれらを確認しましょう。
インストールの際はパソコンがインターネットに接続されている必要もあるので注意してください。
インストールの手順
パッケージ内容、インターネット環境を確認したらインストール開始です。インストールディスクをパソコンに読み込ませましょう。
ディスクが読み込まれたらファイルを開きます。そこから「Install」→「Setup」と選択していきましょう。
セットアップの画面が開かれたら、基本的に「次へ」を選択していけば設定を進めることができます。
その過程でコンピューターのビット数(32ビットか64ビットか)、使用許諾契約の確認、シリアル番号の入力などの手順があるのでその都度確認していきましょう。
SONAR X3だけでなく他の付属音源やプラグインもインストールする必要があるので、全てのインストールディスクをそれぞれインストールしていきましょう。手順は基本的に同じです。
インストール・起動後にやること
それぞれのソフトをインストールして最初に起動したときは、「アクティベート」という作業をする必要があります。
これは、購入者であることをソフトウェアを管理する会社に認証してもらい、購入してインストールしたソフトウェアを使えるようにしてもらうための作業です。
起動したSONAR X3の画面からTASCAMのWebページにアクセスすると、アカウントの新規作成ができます。
TASCAMのアカウントを持っていない人はここで作成しましょう。手順に沿ってアカウントを作成・登録すると、「レジストレーション・コード」という認証のためのコードを取得できます。
このコードをSONARの画面で入力することで、ソフトが無事使えるようになります。
また、付属の他のTASCAMのソフトについても同じ手順でアクティベートができます。
レジストレーション・コード取得後は、それぞれのコードを忘れないようにメモしておきましょう。
パッケージに入っているライセンスカードに記入欄があるので、そこに記入して保管しましょう。
TASCAM SONAR X3の使い方・機能
TASCAM SONAR X3の操作方法ですが、トラックの作成や編集、データの保存など基本的な部分は他の定番DAWソフトと共通する部分も多く、それほど難しいところはありません。
その特徴でもある豊富な付属音源・プラグインによって、買ったその日からでも作曲を始めることができます。
詳しい操作方法についてはTASCAMのWebページの製品ページで取扱説明書をダウンロードできます。
操作方法に迷ったら確認してみましょう。
グレードごとの違い
SONAR X3には上位のものから順に「Producer」「Studio」「Essential」という3つのグレードがあります。
基本的な性能などはそれほど変わりませんが、最大の違いとしては付属の音源やプラグインの数の違いが挙げられます。
価格の高い上位のパッケージほど多くのソフトがバンドルされています。
ProducerとEssentialで比較するとバンドル数の差はおよそ2倍ほどにもなります。
最上位のSONAR X3 Producerには高性能のボーカル編集ソフトVOCAL SYNCや有名ドラム音源のAddictive Drumsのフルバージョンが付属となっていて、合計金額で考えると圧倒的にお得です。
費用は高くなりますが、Producerを購入すればかなり高レベルな作曲・編集ができるので長い目で見るとメリットが多くあります。