アルバム「劇団オギャリズム」の収録曲!

眉村ちあき【おばあちゃんがサイドスロー】歌詞の意味を解釈!これはどんな状況?タイトルが示す真意とはの画像

テレビ東京系の番組「ゴッドタン」で一躍有名になったアーティスト・眉村ちあきさん。

「ゴッドタン」では、彼女が即興で作った歌「大丈夫」が泣けると話題になり、後にこの曲は音源化されました。

今回はそんな才能溢れる眉村ちあきさんの隠れた名曲「おばあちゃんがサイドスロー」について詳しく紹介していきます。

この楽曲は、眉村ちあきさんのセカンドアルバム「劇団オギャリズム」に収録されている歌です。

「劇団オギャリズム」は限定盤と通常盤の2種類がリリースされていますが、そのどちらにも収録されています。

眉村ちあきさんというと、弾き語りのイメージを強く持っている人もたくさんいると思います。

しかし、この楽曲ギターの弾き語りなどではなく、バリバリのダンスチューン

弾き語りだけじゃなく、テクノ調の楽曲も歌いこなせる眉村ちあきさんは、まさに才能の塊といえるでしょう。

眉村ちあきさんがダンスに挑戦…!クールなMVをチェック

「おばあちゃんがサイドスロー」のMVでは、なんと眉村ちあきさんが本格的なダンスを披露しています。

音楽だけでなくダンスの才能もあるとは、無限大の可能性を秘めているアーティストといわざるを得ないですね!

ちなみに、眉村ちあきさんの隣で常に踊っているネオン色のアニメーションは、松浦本監督が提案した演出なんだそうです。

日本アニメーションの協力もあり、クールでお洒落なダンサーのアニメーションを作ることができたのだとか。

「おばあちゃんがサイドスロー」のMVは、YouTube上でも公開されています。

非常に見ごたえのあるカッコいい映像作品になっているので、ぜひチェックしてみてください。

摩訶不思議なタイトルの由来が面白すぎる…!

眉村ちあき【おばあちゃんがサイドスロー】歌詞の意味を解釈!これはどんな状況?タイトルが示す真意とはの画像

ところで、なぜ「おばあちゃんがサイドスロー」というタイトルに決まったのか。

その経緯をご存じでしょうか。

ある時、とあるラジオ番組のゲストとして眉村ちあきさんが登場したことがありました。

そのラジオ出演時に届いたお便りのラジオネームが「おばあちゃんがサイドスロー」で、そこから命名したのだそうです。

「おばあちゃんがサイドスロー」というユニークなラジオネームがツボにハマり、すっかり気に入った眉村ちあきさん。

曲のテーマを「おばあちゃんがサイドスロー」に決めて、そこから作り上げた楽曲がこの歌なのです。

ちなみにこの楽曲について、眉村ちあきさん自身も「謎は深まるばかりです」とコメントしています。

彼女自身も難解だと感じるほどユニークなタイトルや歌詞に仕上がっている「おばあちゃんがサイドスロー」。

ぶっ飛んだタイトルや歌詞、そしてハイセンスなサウンドにハマってしまう人も多いのではないでしょうか。

一体これってどんな状況?歌詞の意味を解説!

眉村ちあき【おばあちゃんがサイドスロー】歌詞の意味を解釈!これはどんな状況?タイトルが示す真意とはの画像

それでは、眉村ちあきさんならではの独自の世界観が広がっている「おばあちゃんがサイドスロー」の歌詞を見ていきましょう。

おばあちゃんはなぜサイドスローをしているのか。

歌詞の内容に意味や繋がりはあるのか。

筆者独自の解釈も交えながら、ユニークな歌詞をさっそく紹介していきます。

おばあちゃんがサイドスローってどういうこと?

サイドスローとは?

(※)おばあちゃんがサイドスロー おばあちゃんがサイドスロー
おばあちゃんがサイドスロー おばあちゃんがサイドスロー

出典: おばあちゃんがサイドスロー/作詞:眉村ちあき 作曲:眉村ちあき

そもそもサイドスローとは、野球の投法のひとつです。

横手投げやサイドハンドとよばれることもあり、腕を横にしながら地面に対して水平に投げる方法を指します。

野球の投法には、他にもさまざまな種類があり、オーバースローやスリークォーターといった投げ方はかなりメジャーです。

サイドスローもメジャーな投法ではありますが、オーバースローやスリークォーターに比べるとややマイナーといえるでしょう。

そんなややマイナーな投げ方をしているおばあちゃん。

情景を思い浮かべるとなんだかとてもシュールですね。

ゴミ箱が気になった主人公

16歳の夏初めて彼女とキスした
ビンと缶のゴミ箱の目が こっちを見てた

出典: おばあちゃんがサイドスロー/作詞:眉村ちあき 作曲:眉村ちあき

この部分を読むと、主人公は恐らく男性なのでしょう。

年齢は16歳で彼女ができたばかりの青春真っただ中な青年であることが分かります。

さまざまな物に興味を示す年頃の主人公。

そんな主人公は、ビンと缶を分別して捨てるタイプのゴミ箱がふと気になったようです。

普通だったら、外のゴミ箱なんていちいち気にしません。

しかし、この主人公は彼女と初キスをし終えたばかりの状態です。

ビンを捨てる入り口と、缶を捨てる入り口が両目のように見えて、自分たちがキスしている所をじっと見られている…。

そんな感覚に陥ったから、ゴミ箱がとても気になったのだと思います。