答え合わせの筈が
あくびをする意味まで探らないでよ
出典: ミスター・ブルースカイ/作詞:はっとり 作曲:はっとり
この歌詞で出てくる「答え」とは、僕や君の本心。
君が誰かの元へ行ってしまう前に言い争いがあったのでしょう。
2行目の最後に「探らないで」とあるように、踏み込まれるのは嫌だった。
本心を言うチャンスでしたが、その機会は無駄になってしまったようです。
吹っ切れることはできない
ただ泣いてみたけど捨てきれないの何でだ
ブルースカイ、聞こえてない
出典: ミスター・ブルースカイ/作詞:はっとり 作曲:はっとり
忘れようとたくさん泣いたけど、忘れられない。
なぜ忘れられないのかわからない、もうどうでもいいはずなのに。
だって僕の近くにいてくれないなら意味がないから。
このような思いをぶつけながら涙を流しています。
本当は大好きなのに、それを認めません。
2行目の「聞こえてない」というのは自分の本心。
君が好きだということを認めたくないと思っているから、聞こえない。
耳を澄まして聞いてみれば、大好きだと叫んでいるはずなのに。
このままがよかった
染まりたくはないが
そばにいた暮らしがちょっと好きだ
都会の足音、昨日と僕を素通りスルー
出典: ミスター・ブルースカイ/作詞:はっとり 作曲:はっとり
君に振り回されたくなかった、ただ隣にいてほしかっただけ。
僕はいつでもそう思っていました。
しかし成長しない、進展のない関係は飽きてしまうことがあります。
ましてや付き合っていない関係なら、なおさら望みが薄いと感じてしまうものです。
君の本心は、もしかしたら僕のことを好きで、恋人になりたかったのかもしれない。
それでも前に進まない関係に嫌気が差して、僕から離れようと思ったのでしょう。
3行目にある「スルー」という言葉は、君の気持ちも含まれています。
このままを望む僕と、これからを願う君。
そんなすれ違いを、このシーンでは感じることができます。
ただ隣にいたかった
通り雨降る
止んで流れる 余計縋って痛くなる
モノクロの庭で戯け合ったのも幻になれ
出典: ミスター・ブルースカイ/作詞:はっとり 作曲:はっとり
1行目の「雨」という言葉で涙が流れる様子を表しています。
その涙が止んで、君への気持ちがより色濃く鮮明になるのです。
「縋る」という言葉があるように、君が離れていかないように試行錯誤。
しかしその踏ん張りも長くは続きません。
好きだと気づいてしまってから、何をするにも切なくなってしまいます。
君の言動に振り回されるようになって、心が張り裂けそうに。
そして3行目の歌詞で昔を思い出している様子からわかるように、後悔しているのでしょう。
僕は、あの頃に戻りたいと感じるようになります。
離れないで
この場面では、君への思いが爆発している様子がわかります。
このままでいたい、いかないでほしいという気持ちとは裏腹に、今でも素直になれず。
僕の思いは君へ伝わるのでしょうか。
わざと明るく
サヨナラグッバイ、笑ってスカイハイ
とりあえずまた明日
出典: ミスター・ブルースカイ/作詞:はっとり 作曲:はっとり
あえて明るく、わざと「明日」という言葉を使って君を引き戻す。
明日になれば君はいないのかもしれない。
それでも自ら気持ちを上げて君に言います。