「さくら」の次に発売されたシングル

ケツメイシ【旅人】歌詞解釈!誰もが皆それぞれの人生の旅人…悩んだり回り道したり…それでもありのままにの画像

「旅人」は、2006年に発売されたシングルです。

前年に発売されたヒット曲「さくら」の興奮さめやらぬままリリースを迎えました。

アルバム「ケツノポリス5」に収録されています。

オリコン5月8日付ウィークリーチャートで初登場1位を獲得。5月15日付でも1位を獲得、自身初の2週連続1位。
5月度オリコン月間ランキングで2位を獲得。ちなみにCDTVではSMAPの初動が4月分にまわされて、月間1位を獲得。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/旅人 (ケツメイシの曲)

売り上げの勢いも保ちつつ落ち着いた曲調になっています。

ちなみに、曲名の「旅人」の読み方は「たびびと」ではありません。

「旅人」の読み方は?

『たびうど』という読み方は、言葉のもつ語呂のよさと、歌詞の世界をイメージしてつけられた(博打で生計を立てながら旅をする渡世人という意味がある)。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/旅人 (ケツメイシの曲)

上記の引用のような読み方をします。

まさに「狩人(かりうど)」のように今日を生きるために必死に生きる姿が浮かぶのではないでしょうか。

旅は何があってもいいように「必要なものを揃えて旅立つ」方が安心です。

でも足りないものに気づいて現地の人に助けてもらう方が思い出に残るでしょう。

計画通りにいかなくても、アクシデントから多くの出会いが生まれるのも旅の魅力といえます。

旅慣れするほど荷物が少なくなっていくのも、「旅の楽しみ方」がわかってくるからかもしれません。

「右に転ぶか左に転ぶかわからないから人生は楽しい」

そんな意味を込めて「旅人」いう曲は作られたのではないかと想像します。

旅立ち

では少し足りない荷物もあるかもしれませんが、歌詞を見ていきましょう。

必要なものがあれば歌詞を解釈している旅先で見つかることを願って進めていきます。

旅⽴って ⼀⼈になって
踏み出して 孤独になって
⿃のように ⾃由になって
丘に⽴って ⾵に吹かれて
あきらめずに ずっと歩いて
あきらめずに ちゃんと笑って⾏こう
僕だけのありのままの旅へ

出典: 旅人/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ

歌詞からも想像できるように一人旅に出る場面なのでしょう。

これからどんな困難があっても目的地に辿り着いてみせるという決意が伝わってきます。

この主人公はなぜ旅に出ようと思ったのでしょうか?

旅に出る理由

追い⾵抱かれ 軽く踏み出す
向き合う未来 ⾃分打ち出す
この旅は ⾒えぬ先が
だからこそ 踏み出す価値が
届く? 遠のく? たまにおののく
⾵に押されて その先覗く
⼈は皆 ⼈⽣旅してる
それぞれが選んだ町に出る

出典: 旅人/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ

自分を変えるために「どこかに向かおう」と思いついたのでしょう。

旅行に行くときには、まず目的地を決めます

目的地を決めずに旅に出る人はあまりいません。

ヒッチハイクで世界を放浪するとしても、必ず行ってみたい場所が旅先で見つかるはずです。

つまり誰しも目的地があって「旅をしたい場所」を決めているといえるでしょう。

そこで出てくる疑問が「なぜ旅をしたくなったのか」です。

旅先に選んだ場所

旅先に選んだ場所にはなぜ行きたくなったのでしょうか?

世界遺産を一目見たかったからかもしれません。

またはそこでしか食べられない絶品料理を食べたかったというのも考えられるでしょう。

共通することは、どちらも写真で見たり知人の話を聞いたりしたから行こうと決意したことです。

「聞いたり見たりしたことが本当に素晴らしいものなのか体験したい」

自分の目で事実かどうかを確かめるために旅に出ようと思ったといえるでしょう。

「旅人」の主人公も「選んだ場所に行ったら何が変わるのか」を知りたいのかもしれません。