ランちゃんバンバン CUTE
苦労人人人
名探偵の嫁と同じ名前
パララッパラッパッパ
主役にしちゃ
パララッパラッパッパ
弱過ぎるけど
クオリティ重視のアニメーション
私の顔面じゃ荷が重過ぎルンルン
漫画でもアニメでも役に立たない
だから変わった人になってみるの
出典: 秘めない私/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
この歌詞の主人公はランちゃんという女の子。
伏せていますが、明らかに『名探偵コナン』のヒロイン、毛利蘭と同じ名前だと説明されています。
主役になれるほどの能力はなく、自分の顔にも自信が無い様子…
そこまで自分を卑下しなくても…と思わず言いたくなってしまいます。
彼女が目立つためにとった行動は「個性的なフリをする」こと。
果たしてそれは上手くいくのでしょうか?
「あなた」は負けっぱなし?
ウーパールーパールーパー映像
みたいな奇抜さが欲しい
グーパーグーパーグーグーパー
あなたはチョキグーチョキグーチョキチョキグー
出典: 秘めない私/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
リズミカルに歌われるサビの部分ですが、ここにはランちゃんの気持ちが強く表れています。
1985年に流行ったウーパールーパーは、メキシコサンショウウオの別称。
ゆるい表情がかわいらしいと人気が出ました。
現在もペットとして飼っている人も。
著者は最近、ウーパールーパーをラーメン屋に置いてある水槽で見かけました。
確かにインパクト抜群な見た目ですし、どことなく愛嬌を感じます。
ランちゃんはウーパールーパーに直接憧れているわけではありませんが、同じくらいのインパクトが自分にも欲しいと歌っているのです。
MVでもじゃんけんしていましたが、歌詞にもじゃんけんの下りが。
ランちゃんと「あなた」の出した手を照らし合わせてみると、「あなた」は全敗しているということが分かります。
彼女の負けん気の強さが伝わりますし、また、これまでにも負けた(挫折)ことがないということが伝わりました。
強気なランちゃん
秘めない
秘めない
喉仏が刺さる
苦しいけど身長差が嬉しいの
噛みたい
噛みたい
キスより猟奇的
間違いない恋がしたいなら他を当たってちょうだい
私は強気よ
弱気はあなたよ
出典: 秘めない私/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
彼女の身長はさほど高くはないようです。(「あなた」が高身長なのかもしれませんが)
もしくは彼女が恋愛に対して「背伸び」している状態であることを例えているのかも。
ランちゃんは恋愛スタイルもアグレッシブ。
自分の欲求を抑えずにどんどん主張しているようです。
その押しの強い態度には「あなた」もひるんでいる様子。
でも、自分に非があるわけではなく、「あなた」が及び腰なのがいけないという論調ですね。
ランちゃんには少し自己中心的な部分がありそう…?
理論武装していても…
詰めが甘い
ラジオネーム「ランタンタン麺」
恋のお悩みを辛口相談
理論武装をしながら背中はガラ空きなんだって
まあそんなもん
出典: 秘めない私/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
ランちゃんはラジオに恋の相談を投稿。
内容はやはりとても「強気」なようです。
どんな内容なのか具体的には示されていませんが、「自分が絶対的に正しい」と思っているトーンなのではと感じました。
歌詞を書いた絵音さんがランちゃんへ注ぐ目線はとても無味乾燥。
最後のフレーズからは矛盾だらけの蘭ちゃんの相談に呆れるというよりも、「どうでもいい」といった感情が伝わります。
「好き」の究極の反対は「無関心」とも言うので、下手に嫌うよりも残酷かも。
この後には再び「ウーパールーパー」のサビが続きますが、省略します。
攻めたいランちゃん
win win night
win win night
恋をしたならダンシング
サイバーな雰囲気の映像美とね
攻めたい
攻めたい
キックボクシング練習
間違いない恋がしたいなら他を当たってちょうだい
私は強気よ
弱気はあなたよ
出典: 秘めない私/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
常に勝ちたいランちゃん。
彼女の恋のイメージはサイバーな空間でダンスすること?
なかなか奇妙な映像になりそうですね。
身体的にも強くなりたいので、格闘技にも励むランちゃん。
向かうところ敵無しといった気持ちなのでしょうか?
絵音さんのように鋭い人はランちゃんがどんな人か見抜いていそうですが…