AKB48のこれまでをおさらい
会いに行けるアイドル
前田敦子や大島優子といった大物アイドルを輩出した人気グループAKB48について、少しおさらいしてみたいと思います。
AKB48は、2005年「会いに行けるアイドル」というコンセプトのもと、秋元康のプロデュースで結成されました。
グループ名の由来ともなった、東京・秋葉原に専用の劇場を持ち、メンバーが入れ替わりで毎日出演するという斬新な方法を採用し、これまでの「手に届かないアイドル」ではなく、「身近に感じられるアイドル」という、新しいアイドルの形を生み出しました。
国民的アイドルの誕生
とはいえ、AKB48劇場で行われた初公演では、たった7名の観客を前に歌ったといいます。グループ結成からメジャーになるまでには、それなりの苦労があったようですね。
2009年あたりから、メディア露出も増えはじめ、リリースする曲も次々にヒットを飛ばし続け、現在では「国民的アイドル」と称されるほどの人気を得ています。
2011年にリリースされた22ndシングル「フライングゲット」や2012年にリリースされた26thシングル「真夏のSounds good!」で日本レコード大賞を受賞しています。
100人ほどのメンバーを抱える大所帯のグループのため、生き残りをかけた人気投票「選抜総選挙」が行われており、ファンの中には自分の押しメンに投票するため、投票券の入ったCDを一人で何枚も購入する人もいるようです。
「#好きなんだ」のセンターを務める指原莉乃の魅力とは?
AKB48の実質的リーダー
さて、今回の話題である「♯好きなんだ」のセンターを務める指原莉乃ですが、彼女の魅力はいったいどんなところにあるのでしょうか。そんな指原莉乃についていろいろと調べてみました。
指原莉乃は、1992年11月21日、大分県に生まれました。現在24歳です。2007年に「AKB48第2回研究生オーディション」に合格します。
2008年にリリースされた「大声ダイヤモンド」で選抜メンバー入りを果たし、2010年にはチームAに異動しました。初期のAKB48の看板メンバー、前田敦子や大島優子らが卒業した後、指原が中心となり、グループを引っ張っていく存在となっています。
指原莉乃の人気
指原は、今までのメンバーと違ってアイドルらしからぬ、明け透けな言動がウケているようで、グループでの活動にとどまらず、バラエティー番組でMCを務めるなど、毎日テレビで見ない日はないほどの人気ぶりですね。
2012年に「週刊文春」に過去の交際が掲載されたのを機に、HKT48への移籍を余儀なくされましたが、そんな逆境に負けるどころか、ますます存在感を増していきます。
2013年に実施された「AKB48 32ndシングル選抜総選挙」で、150,570票で1位を獲得し、初めてセンターで歌うことが決定。
翌年の「選抜総選挙」では、惜しくも2位となりますが、2015年、2016年、2017年の「選抜総選挙」で1位になり、3連覇を果たします。指原莉乃の人気はこれからも続きそうですね。
「♯好きなんだ」が神曲と呼ばれる理由は?
神曲「♯好きなんだ」とは?
指原莉乃がセンターを務める49thシングル「#好きなんだ」が2017年8月30日にリリースされ、話題となっています。
女友達に密かに思いを寄せる男の子が、仲間との夏の旅行の様子を「好きなんだ」というハッシュタグをつけて、SNSにアップするという恋愛映画さながらのシチュエーションを歌った楽曲となっています。
果たして、男の子の思いは女友達に届くのでしょうか。歌詞に出てくる女友達のキャラがセンターの指原莉乃のイメージにピッタリな気がするのは私だけでしょうか。
可愛すぎると評判のMVとは?
「♯好きなんだ」のMVは、青空の下、全篇沖縄で撮影されました。実は、沖縄で本楽曲の選抜総選挙開票イベントが開催される予定だったのですが、天候不良のため中止となった経緯があり、そのリベンジの意味があったのだそうです。
南国沖縄での楽しい女子旅をイメージして作られていて、指原がツアーコンダクターに扮して渡辺麻友を案内するという設定になっています。
沖縄の数々の観光スポットをメンバーが楽しむ様子が、インスタ映えするようなカラフルな背景とともに映し出され、まるで一緒に旅行しているような気分にさせてくれる仕上がりです。イベント中止でメンバーに会えなかったファンたちにとっては、大満足のMVではないでしょうか。