伊東歌詞太郎「百火繚乱」とは?
「百花繚乱」は伊東歌詞太郎の2017年9月13日リリースの配信限定シングルです。
2016年9月18日「うつくしまYOSAKOIまつり おもてなし温楽彩」のよさこいテーマソングとして書き下ろされた楽曲として話題になりましたね。
今回はこの曲のMV、あの人気コスプレユニットとのコラボ映像、そして、歌詞の意味を紹介していきます。
よさこいで踊りたいという方はもちろん、歌詞の意味を知って歌いたいという方も最後までお付き合いください!
「百花繚乱」の美しすぎるMVをチェック!!
惚れ惚れとするようなMVですよね。
よさこいの躍動感と楽曲の力強さと儚さを表現する美しいイラストはみっ君さんが手がけています。
みっ君さんといえば、GReeeeNの「ハローカゲロウ」のMVのイラストを担当したことでも話題になった、今人気のイラストレーターですね。
そして、表情豊かな展開を見せる動画を担当したのはニコ動では知らない人がいない女性クリエイターのえむめろさん。
えむめろさんは福島出身ということで地元を盛り上げたいという想いも一入だったようです。
この曲の魅力を最大限に引き出すMVですが、また別のこの曲を楽しみ方がわかるのが次に紹介する映像です。
「百花繚乱」を"踊ってみた"のはあの大人気コスプレダンスユニット?!
伊東歌詞太郎さんの「百花繚乱」に花を添えたのは、2.5次元コスプレダンスユニットとして活躍中のアルスマグナです。
ボーカロイド楽曲の踊ってみた動画でも人気の彼らですが、伊東歌詞太郎さんのファン層とも重なる部分があるらしく、ファン歓喜のコラボですね。
衣装も毎回話題になるアルスマグナ。
この楽曲では袖にアルスマグナと入ったオリジナルのよさこい衣装がかっこいいですよね。
また、鳴子を使った舞も見事です。
伊東歌詞太郎の「百花繚乱」の歌詞を解釈!
夜の闇も恐れない、希望の火が心に灯っているから
太陽沈み行く 夜の闇へ
希望の火 胸に灯し
いざゆけばいい
悲しみの涙に 溺れたとて
日の出るこの国の
火は消せない
その体 生きる
証を刻んで 2度とはない今を
焼き付けよう
出典: 百花繚乱/作詞:伊東歌詞太郎 作曲:伊東歌詞太郎
不確定な未来を暗闇のように感じても、「希望の火」を心に灯して進めばいいという若者への力強いメッセージが感じられる歌詞ですね。
また、大震災のように国を揺るがすような大災害が起き、涙を流しても、若者たちの心の火が消えなければ日本は沈まない。
それだけの力を持つ、未来を担う若者たちが、この舞を踊って、二度とない青春を胸に焼き付けてくれれば。
そんな願いを込めて書かれた歌詞なのではないでしょうか。
前向きなメッセージに勇気が湧いてきますね。
続きの歌詞も見ていきましょう。
この舞は生きている証!命の限り踊って、叫ぼう
叫べ 踊れ 命の限りに
想い 届け その魂を
空に解き放て
音を 奏で
舞台を揺らせば
心 弾む 消えやしない
僕らの願い
出典: 百花繚乱/作詞:伊東歌詞太郎 作曲:伊東歌詞太郎
サビの歌詞です。
よさこいの力強い舞を彷彿とさせるサビの歌詞ですね。
ただ踊るだけではなく、精一杯心の奥底から声を想いを届けるように叫ぶということ。
これは、よさこいの掛け声のことだけでなく、自分の願いを叶えるため、自分の意志を発信しながら生きていくということでもあるのでしょう。
自己発信が難しい若者が多いと言われる昨今ですが、よさこいという作品を作り上げて発信する中で、そんなことも学べるのかもしれませんね。