【CMで話題】Suchmosの「STAY TUNE」の歌詞を紐解く

筆者は地元のCDショップで「次ブレイクするのは彼らだ‼」と書かれてCDが積まれている場所でこの曲を聴きました。すごく都会的で、カッコいい無機質感があって、数分立ち止まって聴き入ってしまいました。

HONDAのコンパクトSUV「VEZEL」 のCM曲として有名ですよね。ぜひ楽曲を聴きながら辿るように
お読みいただけると筆者はとても幸せです。おそらくSuchmosも。

※歌詞をいくつかに分け、「歌詞（Lyric）」パート「考察（紐解き」）パートの二部構成で進めていきます。
楽曲を聴きながら読み解いていくと楽しさが倍増しますので、繰り返しの歌詞の部分も引用で掲載、ご紹介しています。

イントロに機械的にエフェクト(加工)した声が聴こえてきます。東京の金曜の夜。華やかさを描いた歌詞に感じますが、パーリーナイ！ヒュー‼という感じではなく、静かなbarでワイングラス片手に乾杯♪のような華やかさに感じます。

華やかとは今お話ししましたが、可能性としては、孤独でひとり都会を歩きふらついている風船から見た風景その華やかさなのかも知れません。

Dead rising＝ デッドライジングって死んで上昇になりますが、要はすぐに死ぬ日は来るものだから今日という日を楽しもう。ということになるのでしょうか。

せっかくの「華」金東京を満喫してるのに望んだ女性＝Wonderful girlはやってこない。誰だかも決まってないのに不特定多数、無差別にただ媚びてくる女性＝風船ばかり。

横断歩道で書類をばら蒔いて、拾った相手が偶然理想の女性だった。という確率にしか希望を見出だせない。曲はファンキーですが、どこか陰があって、空しい叫びに感じます。

ただその空しさや無機質さがこの曲のすごくカッコいいところでもあります。