「地獄先生ぬ~べ~」主題歌の人気曲!
「バリバリ最強NO.1」はアニメ「地獄先生ぬ~べ~」のオープニング主題歌。
同アニメ、エンディング曲は一度変わりましたが、オープニングは全話同じです。
それゆえ、当時の視聴者の耳には強い印象が残っているのではないでしょうか。
始まりのおどろおどろしい雰囲気も魅力の一つでした。
アニメ映像とともに聴くと、懐かしさがこみあげてきますね。
生徒のためを思い、妖怪と戦う小学校教師:鵺野鳴介。
彼の強さの根源が、この曲の歌詞にも込められているように感じます。
どんな曲?
タイトルが「バリバリ最強NO.1」なので、いかにも子どもっぽい印象を受けます。
実際に子ども向けアニメの主題歌ですし。
ただ歌詞を紐解いていくと、その真の姿に気が付くはずです。
大人であってもハッとさせられる、そんな普遍的なメッセージが込められています。
しかし、ただ何となくメロディーだけ知っているな…という方も多いのでは。
アニメ未視聴の方はもちろん、アニメを視聴済みの方も含めて改めて向き合ってみてください。
新しい発見があると思いますよ!
サビスタートのインパクト!
いきなりインパクトのあるサビからの始まりです!
しかし、後に全く同じフレーズが登場します。
なので歌詞を深堀するために、ここではあえて読み飛ばしてしまいましょう。
一番、二番の歌詞を確認してからの方が解釈しやすいです。
しかし、触れておきたい点が一点あります。
それはこのサビがあるオーケストラの曲をモチーフにしているということ。
ある曲とはベートーヴェン交響曲第九番「歓喜の歌」です。
実際に聴いていただくと分かりますが、確かに同じ印象を受けます。
こちらは是非、聴き比べてみてくださいね。
しかし、実際の曲作りはバリバリのハードロック。
このあたりのギャップも、この曲の魅力ではないでしょうか。
「強い人」とは?
この曲は一貫して「強い人」の条件を提示してくれています。
皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
自分の中のイメージと照らし合わせながら読み進めるのもオススメです。
この世の中で生きていくには?
この世はわからないことが
たくさんある
どんな風が吹いても
負けない人になろう
出典: バリバリ最強NO.1/作詞:DARIA 作曲:FUYUKI
世界には、理解できないことがたくさんあります。
それは自身に降りかかってくるイヤなこと、苦しいこと。
世界単位の大きな視点で見れば、災害なども考えられます。
しかし、そんな中でも生きていかなければならないのです。
そうであれば、「世界とはそういうものだ」と受け入れることも必要。
難しいですが、それが「強い人」なのです。
子ども心には、「勉強」と感じていたかもしれませんね。
分からない問題を投げ出すイメージです。
ただ、それではこの後の歌詞が読み解けません。
少し深く読み進めていきましょう。
周りにも注意して
それでも弱い奴
必ずいるもんだ
守ってあげましょう
それが強さなんだ
出典: バリバリ最強NO.1/作詞:DARIA 作曲:FUYUKI
そんなことを言っても、強くなれない人もいます。
いやあえて「弱い人」でありたいと願っている人もいるでしょう。
同じ境遇の人の気持ちがわかるように。
ですが、自分は強い人間も必要なのです。
そんな弱い人たちを見捨てず、守ること。
自分の気持ちだけでなく実際に行動することこそが強さであると言っています。
強くなるための努力
とにかく鍛えましょう
いたみをビビらずに
後悔の終わりは
いつも昨日のはず
出典: バリバリ最強NO.1/作詞:DARIA 作曲:FUYUKI