重視する点
まずギターストラップを選ぶ時に重視したいのはどこでしょうか。
もちろんデザインや機能性、素材など、演奏する人それぞれの好みがあります。
とはいえ、人前に立って演奏するなら「やはりかっこいい方がいい」と皆さん、思うのではないでしょうか。
今回は、見た目を左右していく素材やデザインに注目してギターストラップを紹介していきます。
素材は?
レザー製
レザー製のストラップの良いところは、見た目がかっこいいと言う点です。
レザーの特徴として、靴や財布などと同じように使えば使い込むほど味が出てきます。
革独自の風合いはギターの木の風合いとマッチして、おしゃれでかっこいい雰囲気を醸し出してくれます。
逆にレザー製のストラップの悪いところは、手入れが必要な点です。
レザーの経年変化がある分、革の手入れが必要になってくるのと、レザーは汗を嫌います。
つまり演奏することで汗をかいてしまうとレザー部分の劣化を招くことになります。
またレザー製のギターストラップは長さの調節が簡単にはできないのもデメリットとしてあげることができます。
ストラップをしてギターを演奏する上ではストラップの長さは非常に重要な要素になります。
もちろん長ければギターの位置は下がり、短ければギターの位置は上がります。
したがって、自分に合った長さを見つけなければ演奏に支障が出てきてしまうのです。
レザー製の場合には、最初に開けられている穴で長さを調整していくか、ベルトなどと同じように新しい穴を自分で開けるかで調整する必要があります。
しかし、バックルがなく、自分で調整ができない場合もあるので注意が必要です。
布製
ギターストラップとして一般的であり、多くの人が使っているのはこちらの布製のタイプです。
布製のギターストラップの良いところは、まずそのデザインの豊富さです。
最初にも述べたように、ギターを人前で演奏する上で、見た目というのはとても重要です。
ギターの形はもちろん、ギターストラップも衣装のひとつと考えてこだわって選びたいものです。
シンプルな単色系もあれば、かわいいデザインやオシャレなデザインもあります。
レザー製もシンプルで味があってかっこいいのですが、布製の方がそのデザインの豊富さから自分なりの個性を出すことができるのが特徴です。
また布製のストラップはサイズ調整が簡単にできるのも、メリットの一つとしてあげられます。
レザー製のものと違って穴を開ける必要もないですし、アジャスターが付いているのでカバンやリュックの肩掛けの部分を調整するのと同じように細かい長さの微調整が可能になっています。
したがって、演奏スタイルに応じて自分の適切な長さを保つことができるので、安定した演奏も可能にしてくれるのです。
しかし、布製のギターストラップも気をつけなければいけない点もあります。
それはストラップピンに付ける穴の部分の耐久性です。
物によってはここが非常に壊れやすく、穴が拡がってしまうとギターからストラップが簡単に外れてしまうようになってしまい、ギターが下に落ちてしまう危険性があります。
レザー製に比べると耐久性が劣るので、よく確認してから購入するようにしましょう。
デザイン
見た目にこだわりたい、そんなあなたのためにおすすめのデザインを紹介していきます。
可愛い
現在では各会社から本当にたくさんのデザインのギターストラップが発売されています。
今回取り上げたのは犬好きの方に向けた「柴犬」をモチーフにしたストラップです。
犬をテーマにした歌がある人や、実際に柴犬を飼っている人にはぴったりでしょう。
他にも可愛いストラップのデザインといえば、「猫」ももちろんありますし、「おにぎり」「おすもうさん」「音符」なども人気です。
またディズニーなどキャラクターのストラップもあるので、女性の方でも幅広く選ぶことができます。
かっこいい
かっこいいとなるとやはりレザーを推したいです。
革製の独自の風合いや経年変化が醸し出す味に勝るものはありません。
特に老舗ギターメーカーのgibsonが出しているレザーストラップを使えば「お!こいつギター弾けるな!」と一目で印象付けることができるのではないでしょうか。