【さよならをキミに... feat. Spontania/Tiara】ヒットした歌詞の意味を解説！

彼の裏切りを許せなかった主人公…。

たまらず部屋から飛び出しました。

ここで注意して読み解いておきたい点は「つないだ手」と「鍵をかけた」という歌詞です。

この二つは実際にした行動ではなく、心情の事を指しています。

ん？話がつながらないな？と思いませんか？

つながれていたのに引き留めてほしかったとあるし、とびだしたとあるのに鍵をかけたとあります。

「つないだて」というのは二人の心が繋がっていたという意味。

そして「鍵をかけた」のは実際の鍵の事ではなく、心を閉ざしたという風に解釈が出来る訳なんですね。

この表現は、リアルに経験している者だからこそ書ける歌詞なんです。

まさにこの時のTiaraの心情そのものといってもいいはず。

苦しかったでしょう…。

ここの歌詞の部分はTiaraとSpontaniaのかけ合いになります。

一行ずつ交互に歌ったり、二人でハモったりします。

まさに、彼氏・彼女のその時言葉に出来なかった心情を歌ってくれています。

男の人って、間が差した時も謝りませんよね。(笑)

噂によると、浮気しても謝らない・認めないみたいな”男マニュアル”があるみたいですよ。

あくまでも噂ですが…。

でもこの時素直に彼が謝っていたらこの二人、別れないで済んだと思いますか？

筆者はそうは思いません。

やはり二人には別れは訪れてしまうのだろうと思います。

彼は謝らなかったからサヨナラされたと思い込んでるみたいですが、そんなに簡単な理由ではありません。

強く結ばれていたと主人公は思っていたからこそ、許せなかったんでしょう。

きっとこの二人は付き合いも長く、同棲していた程の間柄だったのではないかと想像ができます。

”君任せ”の部分でなんとなくいつも一緒だった事がうかがえます。

もしかしたら、あまりにも長く付き合っているせいで、もはや喧嘩する事もなくなっていたのではないでしょうか。

会話もほとんどしない位に。

この歌詞の部分ではそんな日常が少し分かる様な気がしますね。

愛し合っているからこそ、言葉がなくても一緒にいられたはずなんですが。

どこでこの二人はすれ違ってしまったのでしょうか…。

彼の右手は彼女のものだったのでしょう。

ぬくもりだけが切なく心に残っています。

この部分も掛け合いで歌います。

嫌いなれたらという表現が悲しいですね。

まだこれなら優しい表現です。

筆者ならいっそあの世にいってしまえと思います。

この時の彼の気持ちは…。

後悔しかありませんね。