EXILEの【Fly Away】はこんな曲
【Fly Away】はカバー曲
今回ご紹介する楽曲は2002年にリリースされたEXILEの3枚目のシングル曲【Fly Away】です。
元々は初代J Soul Brothersの楽曲で、EXILEがカバーしたものになります。
初代J soul brothersではSASAがボーカルを務めましたが2001年に脱退。
その後新体制になったEXILEではATSUSHIとSHUNがボーカルを務めました。
SASAが歌う【Fly Away】とはまた違った魅力があり、見事にEXILEの楽曲になっています。
公式のPVなどはありませんでしたが、YouTubeでは歌唱映像を観ることができますよ。
ぜひ聴き比べてみてくださいね。
名バラエティー番組のテーマソングに起用!
「夢のオーディションバラエティー」ASAYANを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
【Fly Away】はこの番組のテーマソングに起用されました。
この番組オーディションで選ばれた素人が歌手としてデビューするなど、まさに夢が叶う場所。
小室哲哉プロデュースや、つんく♂プロデュースのアイドルも誕生しました。
ATSUSHIもこの番組出身で、オーディションには落選しましたがのちにEXILEとしてデビュー。
夢を追いかけることのすばらしさを伝えてくれる人気番組だったのです。
そんな番組のテーマソングとなった【Fly Away】もまた、未来への希望を抱ける楽曲となっています。
高く遠く、どこまでも飛べるような…そんな気持ちにしてくれる1曲。
【Fly Away】の歌詞には、一体どんな言葉が綴られているのでしょうか。
【Fly Away】の歌詞にはどんな意味が?
【Fly Away】は初代J soul brothersのSASAが作詞作曲を担当しました。
現在は音楽プロデューサーとして乃木坂46をはじめとする多くのアーティストに楽曲を提供しています。
そんなSASAの現役時代の想いが歌詞から伝わってくるようです。
ここからは歌詞を紐解いてみましょう。
やっと手にした未来への切符
君さえいれば後は何もいらない
手に入れた虹の切符
君と今 旅行に出るよ
握る手を放さないで
笑顔だけ抱えながら飛び立つ
出典: Fly Away/作詞:SASA 作曲:SASA
主人公が手に入れた切符はどんな切符だったのでしょうか。
“虹”というキーワードから連想できるのは楽しさや喜びといった幸せですね。
つまり主人公にとって幸せを感じられる行先への切符なのではないでしょうか。
そしてその切符は1人だけのもではありません。「君」と一緒に出掛けるためのものなのです。
3行目から手を繋いで2人で出発しようとしている様子が伝わってきます。
とはいっても、本当の旅行に行くわけではないでしょう。
1行目の切符は幸せな場所への出発の合図なのです。
そしてそこには重い荷物は必要ありません。
「君」と手を繋ぎ、「君」の笑顔さえあればそれでいい。
そんな気持ちが伝わってくるのではないでしょうか。
さあ飛んでいこう広いあの空へ
Fly away 翼広げ 鳥のように
高く高く高く舞い上がれ
幾千の夜を越え 広い空へ
心を解き放て
出典: Fly Away/作詞:SASA 作曲:SASA
大きな空へと今飛び立つ時だ。
そんな主人公の興奮する気持ちが伝わってきます。
一体どこへ飛んでいこうというのでしょうか。
綴られている広い空は未来や希望へ向かって迷いなく進むことを意味しているのではないでしょうか。
そう解釈すると4行目の意味も納得です。
雲がかかっているかのように先の未来への見通しがなく、不安な気持ちになることがあります。
しかし何かのきっかけでその雲がぱーーーっと晴れていくようなそんな感覚です。
まさに4行目の言葉がぴったりではないでしょうか。